自動車保険の損害保険会社の選び方

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保険会社の選び方 損保の選び方

自動車保険を乗り換えるキッカケは
保険料が高くて満期後は他社にしたい
テレビCMで見て気になった
という人が多いのではないでしょうか?

自動車保険の保険会社は
代理店型・ダイレクト型をあわせると
数えきれないほど国内にはあります。

その中から自分にあった保険会社を
選ぶのは意外と大変です。

選び方を纏めてみましたので
参考にしてみてください。

保険料で損保を選ぶ

以前は、保険料は横並びでしたが
電話やインターネットを利用して加入する
ダイレクト型の登場で保険料も
損保毎に異なります。

ダイレクト型の任意保険なら
代理店型と同じ補償条件でも
年間保険料が2~3万円安くなることも
多いです。

新車購入時に、ディーラーの付き合いで
代理店型損保に入った方であれば
満期のタイミングで見直してもいいですね。

共済で保険を掛けている人は
自動車保険に切り替えても今の等級を
そのまま引き継げないこともあります。

教職員共済、自治労共済の場合には
一般的な損保で採用している
ノンフリート等級と異なるため
等級の引き継ぎはできず

共済から一般的な損保に切り替える場合は
新規6等級での契約になります。

全労済のマイカー共済では
22等級が上限ですが、
一般的な損保では20等級が上限です。

22等級を持っている人が
一般的な損保に切り替えても
20等級になります。

その後、マイカー共済に戻っても
元の22等級にはなりません。

補償や割引内容で損保を選ぶ

ダイレクト型損保同士では
保険料の差もせいぜい1~2万円前後です。

それ以上の金額差になると
補償内容が異なったり、割引の有無で
保険料に反映されています。

保険料が安いと思っても

  • 車両保険が限定タイプや免責金額が多い
  • 新価特約や車両価額協定保険特約がない
  • 新規契約時の割引金額が大きい
  • ASV割引を導入している損保だった

といった割引条件や補償内容が異なるために
保険料が安いということもあります。

安かろう悪かろうとは言えませんが
保険料が安すぎるのも問題です。

今は良くても損保自体の体力が持たず
今後値上がりをする可能性もあります。

ロードサービスで選ぶ

多くの損保ではロードサービスは
自動セットになっています。

しかし、任意保険とは別に年会費を
支払ってJAF会員になっているから
損保のロードサービスは不要という方は

おとなの自動車保険のように
ロードサービスを外せる損保もあります。

また、ロードサービスは各社
内容が微妙に異なっていて
無料で使える回数に制限があったり
利用条件が意外と厳しいこともあります。

急な雪でチェーンを巻かずに
車を動かした結果、雪道でスタックしても
ロードサービスでは助けてもらえません。

また事故や故障で車が動かなくなり
車だけは無料で運んでくれたものの
自分たちの帰宅旅費や当日の宿泊費は

A損保ではロードサービスに含まれているが
B損保では自腹ということも珍しくありません。

年払か月払か

任意保険は保険開始日の前日までに
保険料を支払わなければなりません。

支払方法は年払一括か月払かの
どちらかとなります。

等級が低かったり、年齢の若い方は
年払の保険料も10万円以上になるため
月払利用をしている人も多いです。

ただし、損保が変われば
支払方法も変わります。

  • クレジットカードのみ
  • 振込用紙を使った現金払い
  • 口座引落

カードを持っていない人は
せっかく安い損保を見つけても
契約できません。

また年払と月払ではそれぞれ
メリット・デメリットがあります。

年払で支払うメリットとデメリット

年払メリット:金利が発生しない

年払で保険料を支払えば、月払に比べて
金利が発生しない分、保険料は5~8%は
抑えられます。

年払デメリット:解約返戻金が目減りする

一方で、解約時に戻ってくる保険料は
短期率計算をする損保も多く

1年分の保険料を前払して、6ヶ月目で
解約すると3割しか戻ってこなくなります。

車検切れが近いなど、契約期間途中で
解約の可能性があるなら
月払にしておくといいですね。

月払いで支払うメリットとデメリット

月払メリット:解約する月までしか保険料は掛からない

月払で保険料を支払っていて
契約途中に解約しても
保険料は契約していた月までです。

月単位で計算してもらえるため
保険料が無駄になりにくいです。

月払デメリット:未納3ヶ月で契約解除になる

月払で怖いのは保険料の未納が続いたときです。
カードの引き落とし口座残高を
見ていなかったとか

入院や引越をして支払用紙が手元に届かず
保険料の支払いが出来ていないなど

何らかの事情で3ヶ月連続で未納となると
保険会社から契約を切られる「解除」となります。

解除された人は13ヶ月間は
ダイレクト型損保での契約はまず無理です。

また、未納期間中に事故があって
後日保険料を支払ったとしても
補償はしてもらえません。

月払は便利な反面、未納の結果として
解除されると大変な目にあうので
可能なら年払のほうがいいでしょう。

1年契約か長期契約か

ダイレクト型損保では
毎年更新となりますが

代理店型損保では
3年契約で、3年間の保険料や等級が
変わらないといった長期契約があります。

3年間の契約途中に事故で保険を使っても
翌年の保険料が変わらないのは心強いですが
セカンドカーの基準満期漏れ時は
不利になります。

セカンドカーの適用条件に
3年契約では、契約1年目時点での等級が
11等級以上かどうかで判断されます。

契約開始時点で10等級だった人は
2年目に車を増やして申込をしても
1台目の契約はあくまで10等級扱いなので
2台目の契約では6等級になってしまいます。

さらに、長期契約では
等級進行や事故有係数適用期間の減り方が
1年契約とは異なります。

満期漏れを起こして契約すると
事故有係数適用期間は減りません。

3年契約の2年目で満期漏れを起こすと
本当なら事故有係数が3年→1年と減るのに
満期漏れ後の契約では3年のまま変わりません。

長期契約は保険料が据え置きとなるものの
代理店型損保なので保険料はもともと高めです。

1年契約にすると更新忘れそうという人向けに
自動継続を用意している損保もあるので
他社も一度比べてみるといいですよ。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

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