自動車保険の事ですが
知り合いの方から
家族の自動車保険に入りましたが、その方が産休で休んでた時
家族が事故に遭いました後の手続き等の大変さから
きちんと対応してくれるディーラーの方から
自動車保険に切り換えました。数ヵ月後、家族の自動車保険がNGで
等級の引き続きが出来てない事が発覚。直ぐに前の担当者に連絡しましたが
産休の後、そのまま退職してたから
上司でもある方は担当者の姉さんなんで相談をしました。出た回答は保険料が入ってなかったから
失効になってどうしようもない事を
知らされました。憤りを感じたまま
たまたま同じ会社の違う営業所にやはり知り合いが居たから話したところ
営業所で失効の情報は事前に知らされる。担当者の上司のサポートミスですね
って言われました。しかし等級は戻らず
16等級は消え7等級からのスタートになりました。この場合相談する処はないのでしょうか?
等級は戻らないのでしょうか?
保険会社は代理店経由の契約かは原則関係なし
保険契約をしても、保険の開始日までに
保険料を支払っていないと補償されません。
代理店の責任なのでは?と思うところですが
保険会社からすれば、保険料の未納になっていれば
契約者が直接保険会社に申し込んだのか
代理店を経由しての申込かは関係ないからです。
保険料未払いは3ヶ月続くと契約解除
月払契約にした場合は
保険料の未納が発生してから3ヶ月連続で
入金がないと契約解除となります。
- 口座引落の設定にしていて
契約者が残高確認を忘れていたとか - クレジットカードの紛失などで
カードを停止していた - 引越しをしても転送届けや保険会社に
住所変更の連絡をしなかったために
振込用紙が自宅に届かなかった
こうしたケースで未納となり
契約解除となる契約者さんもいます。
質問の事例では
保険料を支払っていた家族が入院をしていて
未払いになっていたこと
保険会社から代理店に
保険料未納の通知が来ていたが
代理店から契約者には
連絡していなかったという
ミスも重なっていたようです。
保険会社から契約者にメールや郵送で未納通知が来る
保険料の未払いが発生すると
ダイレクト型、代理店型どちらの保険会社も
契約者にはメールや郵便で
保険料が未納になっていると知らせます。
しかし、メールでの通知も
迷惑メールフォルダに混入したり
普段使っていないメールアドレスで
登録していれば気づきません。
郵便での案内でも中身を見なかったり、
保険料の支払っている家族が入院していて
未納に気が付かないまま
3ヶ月以上経過すると、契約解除となります。
代理店の手続きミスは引受元の保険会社に直接相談を
質問の事例では、代理店のミスも
保険契約の解除の一因とも言えるため
保険会社に直接相談する他はありません。
やむを得ない事情があった際は
保険料の支払いや更新手続きの延長を
認めてくれることもあります。
契約者の入院だけでは
他の家族が支払いできたはずと
返答される可能性が高いですが
直接相談してみてください。
解除から13ヶ月以内はネット自動車保険での契約は無理
保険の解除から13ヶ月以内は
ネット型自動車保険での契約はほぼ無理です。
保険料の安い自動車保険は
裏を返せば、リスクの高いお客さんとの
契約はできるだけ避けるようにしています。
他社で13ヶ月以内に解除歴があるということは
ネット型自動車保険で契約をしても
また保険料の未納となる可能性があるためです。
自動車保険のことは家族や代理店に丸投げは危険
等級が消滅してしまい
ただでさえ保険料が高くなり
さらに安い自動車保険では契約できない
なんてことになったら大変です。
年払契約をしている人は
自動車保険の更新や他の保険会社への切替時は
保険料の支払いが問題なく済んでいるのか
月払契約をしている人は
引落口座の残高不足になっていないか
確認をしておくことです。
契約者と記名被保険者を変えれば解除歴は無関係
どうしても等級引継ができず
6等級以下での契約しかできない状況で
可能な限り保険料を抑えたいという人は
解除になってしまった契約での
契約者および記名被保険者と
新たに申込し直すときの
契約者および記名被保険者が
異なっていれば
保険料の安いダイレクト型自動車保険でも
契約できる可能性があります。
具体的には、解除となってしまった
A損保での契約者と記名被保険者が
自分以外の同居家族で
B損保で契約する際には
契約者と記名被保険者とも自分自身
保険契約の解除歴があるかの確認では
契約者または記名被保険者が13ヶ月以内に
自動車保険の解除を受けたかどうかで
判断しています。
記名被保険者は、契約する車の運転頻度が
一番多い人で設定しなければなりませんが
家族の間で頻度はほぼ同じという例では
実態と異なる申告にならなければ
契約者と記名被保険者を変えて
契約を引き受けてくれる可能性があります。
どのみち、本人または同居親族に
13ヶ月以内の解除歴があれば
単純な解約や満期漏れで
等級消滅した人と同じく
契約の加入歴が残ります。
13ヶ月以内の再契約では
ネット型自動車保険でも
電話や郵送での申込となり
ネット割引は受けられません。
保険会社によって、解除歴のある人の
契約引受をするしないは判断が異なるため
保険会社に確認するといいでしょう。
まとめ 自動車保険は他人任せで契約解除になっても自己責任
自動車保険は代理店型で契約をしても
ネット型で契約をしても
保険料の未払いや手続き忘れがあれば
契約の解除や等級消滅となります。
契約者さんの中には
代理店に任せておけば、勝手に更新してくれる
と考えている人もいるようですが
保険は契約者本人の契約意思がないと
更新されません。
また、目に見えないサービスなので
忘れがちですが、保険開始日までに
保険料を支払わなければ補償してもらえません。
家族や代理店に手続きや保険料の支払いを
任せっきりにして、契約が出来てなかったとしても
自己責任です。
任意保険は満期から7日以内の更新を忘れると
20等級の人でも一気に6等級に下がります。
一年間、保険を使わないことで
初めて1等級あがります。
ちょっとした手違いで14年分の保険料がパァになる
契約者さんも意外と多いんです。
満期までに継続契約をする、保険料の支払いが
きちんとできているかのチェックは忘れずに!
とはいえ、万が一忘れてしまったら・・・
保険料は大幅に上がりますし
インターネット契約も難しくなります。
ダイレクト型自動車保険でも、最近では
契約者がうっかり更新を忘れていたという
事故を防ぐため、自動更新をオプションで
用意しているところもあります。
そういったサービスや保険料を総合的に考えて
自分にピッタリの保険会社を選ぶのがベストですが
20社以上ある損保から選ぶのは難しいのも事実。
そこで、おすすめの方法は
- 任意保険の一括見積サービスを利用
- 候補の保険会社を2~3社ピックアップ
- 当サイトの各社補償内容の解説記事であなたに合うか再確認
こうすることで、保険料だけでなく
あなたにあった保険会社を選べますよ。
その結果が今の保険会社で良さそうなら
そのまま継続しても良いと思いますし
見積結果によっては他の保険会社に
切り替えたほうが良い場合も出てきます。
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