修理中の代車費用はレンタカー特約で補償されるの?

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レンタカー特約
[aside type=”normal”] 忙しい人向けのまとめ

  • 代車を借りられるかは修理工場次第
  • 保険会社の提携工場では代車無料になる
  • 提携以外の修理工場なら有料になることも
  • 代車で起きた事故は他車運転特約で補償される
[/aside] 事故で車を修理工場に預ける場合に
預けている間は、代車を借りたいけれど

  • 借りている間の費用は
    保険会社が出してくれるのかな?
  • 万が一事故を起こしてしまったら
    自分の保険で補償されるのか?
  • 修理工場からは、任意保険で補償されるなら
    貸し出せるよと言っているけど
    保険で補償されるかわからない

代車に関しては、上の3つのような
疑問を持つ人が多いです。

自動車保険には、たいてい
レンタカー費用特約がセットできますが

日額5千円の特約をつけるだけでも
年間保険料は、5千円以上掛かります。

結論から言えば

  • 通勤で毎日のように車を使う
  • 車がないと生活できない地域に住んでる
  • 保険会社の提携修理工場が自宅から遠い

という人でなければ、
修理期間中は修理工場の代車で
済ませることも出来るため
レンタカー費用特約も要りません。

ただし少し不便なこともあるので
記事に纏めました。

代車を借りられるかは修理工場次第

まず最初にお伝えしておきたいのは
修理工場で代車を手配してくれるかは
その工場の混み具合次第です。

平常時なら問題ありませんが

車検が集中する3月9月前後

最近のゲリラ豪雨や雹など
広範囲に渡る災害で修理に出される
車が多くなる場合には

代車を借りられないことがあります。

また、修理を依頼するところが
ディーラーの正規工場でも

余裕があれば、今乗っている車と
同じ車種の新車か、グレードの高い車を
貸してくれることもあります。

ですが、修理が集中した時期には
ぼろぼろの車だったとか
タバコ臭い車だった
という話も聞きます。

修理期間中に無料で貸してくれるので
あまり文句は言えませんが

毎日使うのはちょっと・・・
と思う車に当たることもあります。

保険会社の提携工場では代車無料になる

また、代理店型でもダイレクト型でも
多くの損保では、提携の修理工場があります。

提携している修理工場に入庫して
修理をするなら、修理期間中の代車は
無料で借りることができます。

街中のレンタカーを借りれば、軽自動車でも

レンタカーの保険も含めると
対人対物賠償に限定しても
6千円以上掛かります。

通勤で使っている車が事故に遭い
修理に1ヶ月掛かるとすれば

土日は車を使わないとしても
20日で12万円以上掛かります。

今契約している任意保険の
人身傷害保険を一般型にしておけば
運転者自身の怪我は補償されますが

あなたの任意保険で車両保険を
セットしていなければ

借りたレンタカー自体の修理は
補償されません。

レンタカーの車両保険も掛けるなら
12万円以上の出費になります。

借りられない場合はレンタカーになる

修理工場に代車がなく
どうしても車を使う用事があるなら
レンタカーを借りるしかありません。

提携以外の修理工場なら有料になることも

修理を依頼した工場が保険会社の提携外
だった場合には、代車無料サービスも
受けられません。

あとは、その修理工場さん次第ですが
無料で貸してくれることもあれば
代車費用を請求されることもあります。

「れ」「わ」ナンバー以外で費用発生したら注意

ただ、代車を有料で貸し出すのは
レンタカー業に当たるため
貸し出せる車は本来ならば
「れ」「わ」ナンバー車です。

もし、それ以外のナンバーの車で
費用請求をされたら気をつけて下さい。

理由は保険金の水増し請求

修理中の代車は
部品待ちや整備士の日程など
日数を伸ばせる言い訳はあります。

日数が伸びた分、代車で借りてもらう
日にちも増えます。

保険契約者のあなたには

「車両保険に混ぜ込めるから」
「相手の保険で支払われるから」
「レンタカー費用特約でどうせタダ」

といったことを言ってくるかも
しれませんが、不正請求とわかれば
保険会社も代車費用は支払いません。

また、保険金の不正請求の片棒を
担いだとみなされると

  • 保険の更新が出来なくなる
  • 契約を解除される
  • 保険料が大幅に上がる

といったペナルティが課されます。

最悪は保険契約者も詐欺に加担したとして
逮捕されることもあります。

契約している保険会社が
提携している修理工場なら

修理工場側も不正をすれば
仕事が無くなるので
そんなことはしません。

契約している保険会社も
全国の契約者さんに対応するため
各都道府県に提携工場はあります。

地方でも隣の市町村に1軒は
提携している修理工場はあります。

事故や故障で修理を依頼するなら
なるべく保険会社の提携工場を選んだ
ほうが後々のトラブルは少ないです。

代車で起きた事故は他車運転特約で補償される

修理工場が代車を貸す条件として
任意保険で代車自体の補償もできること
を要求してくることがあります。

任意保険を契約していれば
借りた車で起きた事故でも
他車運転特約で補償してもらえます。

ただし、借りた車自体の補償は
あなたが契約している保険に
車両保険を付帯していることが条件。

限定タイプ(またはエコノミー+A)
で契約していれば
自損事故や当て逃げは対象外です。

今の任意保険に車両保険をつけていて
一般タイプで契約しているなら
特に気にすることはありません。

しかし、限定タイプで契約していたり
車両保険を掛けていない車なら
レンタカーを借りるほうがいいです。

代車を借りる間だけ車両保険をセットする
ということは原則できません。

車両保険はあくまで、契約している車に
セットするものです。
[kanren postid=”453″] 代車を補償するために
車両保険を掛けるのは保険会社も
認めてくれません。

また、コンビニで加入できる
1日保険もありますが

車両保険金額に上限がある
車両保険セット時は最短7日後に補償開始

という制限があり
修理に出して、今からでも乗りたい
というケースには向いていません。

まとめ 車無しでも生活できるなら代車前提でOK

  • 通勤で毎日のように車を使う
  • 車がないと生活できない地域に住んでる

という人でなければ、修理期間中は
修理工場の代車で済ませられるので
レンタカー費用特約も要りません。

どの保険会社にも提携している修理工場が
あるので、無料代車サービスを受けられます。

希望の車種がない
車検の繁忙期で代車がない

などで借りられないこともありますが
車がなくても済む人なら気にならない
のではないでしょうか?

レンタカー費用は比較的高い特約で
今の等級次第とはいえ、
保険料は日額設定額とほぼ同じです。

日額1万円のレンタカー費用特約を
外せば年間保険料で1万円節約できます。

通勤で車を手放せないという人でも
なければ削ってもよいでしょう。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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