自動車保険の年齢条件は自分から言わないと変えてくれません

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年齢条件

自動車保険の運転者の年齢条件は
保険料に一番大きく響く項目です。

18歳以上(年齢問わず補償)と
21歳以上とでは
保険料が約2倍異なります。

今年21歳になる人が運転する場合
誕生日を迎える前は、年齢問わず補償で
契約しないといけません。

そして、21歳を迎えたら
年齢条件を21歳以上補償に変更することで
保険料を抑えられます。

運転者年齢条件は誕生日から変更できる

まず、保険の契約途中であっても
補償内容の変更をすることは可能です。

契約途中に、補償を手厚くすれば
満期までの追加保険料が発生して

逆に、補償を削ったり契約条件を
変更することで、満期までに
多く支払った保険料を返金してもらう
ことができるのです。

運転者の年齢条件も、その1つです。

もしも、保険の更新時に20歳
更新の1ヶ月後に21歳になっていたら

保険料は、更新時には一旦は
18歳以上補償で1年間契約をして
21歳の誕生日を迎えた時点で申告すれば、

残り11ヶ月分の保険料で
多く貰っている差額を返金してくれます。

[aside type=”normal”]補足説明
契約途中の返金額は短期率で計算されるので
戻ってくる保険料は分が悪くなります。
月払い契約にするのもアリです。

短期率についてはこちらの記事で
詳しく書きました。

[kanren postid=”255″] [/aside]

 

しかし、この年齢条件の変更は
契約期間中であっても、自分から
申告しなければ変更してくれません。

忘れてもらえれば保険会社は
保険料をタダ取り出来る・・・・
というわけではなく

申請がなければ変更しない理由があります。

保険会社は記名被保険者以外の年齢は把握していません

自動車保険を契約すると
記名被保険者の情報は
必要となります。

そして、保険会社は記名被保険者の年齢
は把握しますが、それ以外の家族構成や
同居親族の年齢は記録していません。

そのため、記名被保険者がたとえ
21歳の誕生日を迎えたとしても
年齢条件の変更の申し出がなければ

18歳以上補償(年齢問わず補償)のまま
保険契約を満期まで続けます。

例えば、
年齢条件:年齢問わず補償
運転者限定:家族限定特約
記名被の年齢20歳

という補償条件の契約を
していたとします。

記名被が誕生日を迎えたので、自動的に
年齢条件を21歳以上補償に変えたら

もしもこの家族に、記名被の弟や妹がいて
車を運転していたとすれば
記名被の誕生日以降、補償条件を満たさない
人が運転することになるからです。

記名被に弟や妹がいるかどうかは
保険会社にはわかりません。

そのため、記名被と同居の親族で
年齢が一番若い人が、全員21歳以上
となっていても、契約内容の変更の
申し出がなければ年齢条件は変わりません。

21歳、26歳、30歳、35歳の誕生日は要注意

年齢条件の変更の境目となる

21歳、26歳、30歳、35歳の誕生日は
特に気をつけて下さい。

本人・配偶者限定であっても
配偶者の年齢は記録されません。

夫婦2人どちらか年齢の若い人の
誕生日が、この境目の年齢を迎えたら
すぐに保険会社に連絡すると

余分に払ってしまった保険料を
取り戻すことができますよ。

年齢条件はたとえ本人限定でも自動で変更されません

家族限定や本人配偶者限定がダメなのは
まだわかるけど
本人限定なら自動で変えてくれても
いいんじゃないの?

って思いますよね。

記名被20歳で、本人限定なら
21歳の誕生日を迎えたら
自動で補償条件を変更しても
良いはずです。

しかし、補償内容の変更は
契約者の申し出がなければ
変更することはできません。

補償内容の変更は
契約者の意思の元で行う必要が
あるからです。

勝手に補償内容を変更すると
保険業法違反となります。

私たち契約者からすれば
本人限定なんだからそれくらいは・・・

と言いたくなるところですが
面倒でもネットや電話、
対面で変更手続きが必要になります。

変更し忘れてもさかのぼって変更できません

なによりも、年齢条件の変更は
誕生日を迎えたらすぐに変更できますが

誕生日を超えたからといって
保険会社から連絡が来ることはありません。

特に保険料の低いダイレクト型自動車保険
では、コスト削減に取り組んでいます。

いちいち、誕生日を迎えたから変更してね
なんて、郵送で連絡をしていたら、
印刷費や切手代もバカになりません。

年齢条件を変更し忘れたことに気がついて
後から変更を掛けたとしても

返金される保険料は
変更日から満期日までの保険期間に
応じた分だけです。

1月が保険契約の更新月
2月が誕生日という人が、

年齢条件の変更忘れに気がついて
5月に変更をしても、戻ってくる
保険料は5月から、翌年1月までの
保険料で計算された金額です。

2月の誕生日までさかのぼって
計算されることはありません。

18歳~20歳の若い人の保険料は
特に高いので、21歳の誕生日を
迎えたらすぐに変更をしたほうがいいですよ。

子供が別居したときも年齢条件の変更可能

なお、運転者の年齢条件は

①記名被保険者
②記名被保険者と同居親族
③記名被保険者の配偶者の同居親族
④①~③の人が経営する会社の従業員

までが年齢条件の対象者です。

同居親族はそれだけ運転の機会があり
リスクが高いため、年齢条件の範囲に
含まれるからです。

一方で、他人や別居親族は運転する
頻度も少なくなるので、年齢に関係なく
運転することができるようなっています。

(ただし家族限定になっている場合は
婚姻歴のない別居の未婚の子まで)

子供が大学進学で、実家を離れた場合や
結婚して実家を出ていったときなどは
年齢条件の見直しをすることで
保険料を抑えることができます。

子供がもうすぐ21歳の誕生日を迎える
旦那/妻がもうすぐ誕生日
という場合には、自動車保険の年齢条件が
変わる年齢かも見てください。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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