- 事故や故障現場から修理工場までのレッカーが無料
- 自宅に一旦搬送し、翌日修理工場に運ぶのは有料
- 深夜で修理工場に入庫できない時はロードサービスに伝える
- 夜間休日で修理工場が開いてなければ保管してくれる損保もある
- 宿泊費、帰宅旅費は保険会社によっては支給される
- 修理後に自宅まで届けるか引取交通費を出してくれる
- ロードサービスの充実さは保険料に上乗せされる
無料で付帯されてくるロードサービス
ロードサービスには大きく分けると2つあり
- 事故や故障時に修理工場に運ぶレッカーサービス
- 鍵開けやバッテリー上がり復旧などのサービス
車を何年も乗っている人なら
一度は利用したことがあるかもしれませんね。
そしてレッカーサービスは
利用に当たって注意点がいくつかありますので
記事に纏めました。
事故や故障現場から修理工場までのレッカーが無料
保険会社のロードサービスに頼めば
事故や故障時に、無料で
レッカーしてくれるのですが
無料のレッカーサービスは
原則として事故や故障が起きた場所から
修理工場までの1回が無料です。
無料で運べる距離は制限がある
保険会社の提携している修理工場なら
基本的には距離に関係なく無料で
運んでくれます。
ですが、距離制限がなく運べるのは
ロードサービス側が指定する
最寄りの保険会社との提携工場
BMWやベンツなど
部品の取扱のある修理工場が限られ
契約者側で修理工場を指定すると
現場から直線距離で30kmとか
50kmまでなど無料で運べる距離が
限られます。
自宅に一旦搬送し、翌日修理工場に運ぶのは有料
事故や故障はいつ起きるかわかりません。
夜間や大型連休の事故や故障では
ロードサービスで運んでもらっても
修理工場が開いて無くて
修理工場に移動することができなかった
ということもあります。
ロードサービスでレッカーしてもらうと
1回目の搬送が無料です。
修理工場が開いてないからと
自宅や近隣のホテルに運んでもらい
次の日に運んでもらう場合には
2回目の搬送からは有料になります。
修理工場が開いてないときはロードサービスに伝える
修理工場の営業時間外で
レッカーで指定工場に運べず
やむなく自宅や近隣のホテルに
一旦運んで、翌日再びレッカーで
運んでもらう必要がある。
そんな時は、必ずロードサービスに
連絡しましょう。
やむを得ない事情であれば
2回目のレッカー移動も無料で
運ぶことを認めてくれます。
ですが、忘れてはいけないことは
任意保険のロードサービスは
事前連絡が原則です。
自宅に一時保管して
翌日ロードサービスに電話して
2回目の搬送を依頼すれば
断られる可能性が高いです。
ロードサービスの提供側は
1つの事故または故障で
無料で搬送するのは1回だけです。
無料のサービスは提供したと
告げられてしまいます。
もちろん、1回目の搬送時に、
ロードサービスを通さず
業者を呼んだときも同様。
無料のサービスを提供するとはいえ
余計な出費は掛けたくないのも
保険会社の本音です。
出動したレッカー業者で保管してくれる損保もある
夜間や休日の事故や故障で
修理工場が休みの場合
出動したレッカー業者で
車を保管し、翌日以降に再び
修理工場に無料で運んでくれる
損保もあります。
例えば、SBI損保の例では、、、
事故現場からのレッカー移動だけでなく、
出動したレッカー業者による
48時間以内の保管も無料で対応します。レッカー業者による保管場所から
再度レッカー移動をした場合、お客さまご指定の修理工場などまでは、
50km(1回目と2回目の距離合計)まで
無料で対応します。最寄りの修理工場までの場合は、
再度レッカー移動した距離に制限なく
無料で対応します。SBI損保公式HPより引用
アクサダイレクトのロードサービスでも
同様の対応をすることが書かれています。
48時間までの保管は、無料なので
年末年始や大型連休でも無い限り
無料預かりがあるのは心強いですね。
夜間休日での事故や故障で
翌日搬送になった際の対応や
無料預かりも損保各社で異なります。
契約している損保の公式サイトで
翌日搬送や無料預かりがあるか
チェックしてみるといいですよ。
宿泊費、帰宅旅費は保険会社によっては支給される
また、ロードサービスで運んでくれるのは
事故や故障を起こした車のみです。
高速道路上とか人里離れた山奥
などでなければ、運転者や同乗者とも
目的地までは別の移動手段を
使うことになります。
理由は、タクシー業や運送業と
同じ扱いになることを避けるため。
保険会社によっては
帰宅旅費や宿泊費も補助してくれます。
帰宅できる場合には
公共交通機関があれば
1人当り2万円とか
夜遅くて公共交通機関が
ない場合には、1万円の
宿泊費が出るといった具合です。
公共交通機関が通ってない場合は
タクシー利用も認められます。
お盆や年末年始の長距離ドライブで
帰宅するのに車以外では
飛行機や新幹線となる場合でも
指定席やエコノミークラスはOKですが
グリーン車やビジネスクラス利用は
当然ながらNG。
遠回りにならない帰宅方法なら
旅費を出してくれます。
なお、宿泊費や帰宅旅費の補助は
車両保険を使う場合のみ
提供可など条件がある損保もあるので
注意して下さい。
修理後に自宅まで届けるか引取交通費を出してくれる
ロードサービスで保険会社の
提携している修理工場に運べば
レッカー費用は無料です。
ただし、事故・故障現場が
自宅近くでなければ
修理が終わったら、その工場まで
取りに行かないといけません。
近場なら良いのですが
盆暮れの帰省時や旅行先近くで
修理に出していたら
取りに行くだけでも大変です。
保険会社によっては、修理が終わったら
自宅まで無料で運んでくれたり
引取に行く際の片道交通費を
出してくれることもあります。
ソニー損保の公式HPで確認すると
修理工場から自宅まで運ぶのに
距離制限はありません。
公共交通機関を使って、修理工場まで
自分で取りに行くのであれば
片道1万円まで支給されます。
アクサダイレクトも同様で
自宅まで運んでもらうか
自分で取りに行くか選べます。
取りに行く場合の交通費は
アクサダイレクトになると
5万円まで支給です。
ロードサービスの充実さは保険料に上乗せされる
夜間休日時のレッカー業者の柔軟さや
事故や故障現場からの宿泊や旅費の補助
修理後に自分で取りに行く際の
交通費の補助など
ロードサービスが便利な損保を
選ぶのももちろんありです。
ですが、ロードサービスのきめ細かい
対応というのは結局保険料に
反映されてきます。
近場しか運転しないから
事故や故障でも最低限レッカーで
修理工場まで運んでもらえばいい
修理後はバスや電車で取りに行けるし
さほど交通費も掛からない
ということであれば
ロードサービスが充実していても
保険料を余分に支払うことになります。
逆に、よく遠出をする人なら
同じ保険料ならロードサービスが
少しでも充実している損保を
選ぶといいですね。
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同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
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継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。
証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。
証券の内容で重要なのは下の3つ
- ノンフリート等級
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