水上バイクの牽引トレーラーも自動車保険で賠償部分のみ補償される

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水上バイクの牽引トレーラーは任意保険で賠償部分のみ補償される 対人賠償保険

今回のテーマは
水上バイクやジェットスキー
キャンピングトレーラーを牽引中に事故が
起きたら自動車保険を使えるかについて
お話します。

結論からいえば
ネット型自動車保険(ダイレクト系)でも
けん引中の事故は対人賠償、対物賠償だけは
補償されます。

ジェットスキーやキャンピングトレーラー牽引中は対人対物のみ補償

キャンピングやマリンスポーツを趣味にしている人は
自分のジェットスキーやキャンピングトレーラーを
車でけん引して移動するという人もいますね。

自動車保険を掛けていれば
トレーラー(被けん引車両)をけん引中も
自動車保険で補償されるかは
契約中の任意保険の約款やHPを確認すると

対人賠償と対物賠償のみ
契約している車の保険と同じ内容で
補償されると記載されています。

けん引中の事故は対人賠償と対物賠償のみ補償の損保は多い

損保ジャパンのケース

Q:被けん引車にも任意の自動車保険は必要ですか?
A:通常、キャンピングトレーラやボートトレーラなどの
「被けん引車」には原動機がないため、
走行中の事故については「けん引車」側の賠償事故として補償されます。

お客さまが走行中の賠償事故だけをご心配されている場合は、
被けん引車に自動車保険を付ける必要はありません。

ただし、切り離し作業中に被けん引車が
坂道を転がって賠償事故を起こした場合などは、
被けん引車にも保険をつけていないと
補償されない場合もあります。

お客さまが走行中以外の賠償事故への補償もお考えの場合は、
被けん引自動車にも自動車保険が必要となります。

損保ジャパン日本興亜の公式HPより引用

SBI損保のケース

Q:トレーラーは補償の対象になりますか?
A:契約自動車でトレーラーを牽引中の事故により
損害賠償責任が生じた場合は、そのトレーラーによる
相手方への損害については対人賠償保険および
対物賠償保険で保険金をお支払いします。

一方、トレーラーは契約自動車には含まれませんので、
トレーラー自体および積載物の損害や
トレーラーに搭乗していた方の死傷は
車両保険や搭乗者傷害保険の補償対象外となり、
保険金をお支払いしません。

SBI損保の公式HPより引用

チューリッヒのケース

Q:牽引車や、牽引される車のための補償はありますか?
A:回答
ご契約のお車で、トレーラーを牽引中の事故により
損害賠償責任が生じた場合は、
そのトレーラーによる相手方への損害については、
対人賠償保険および対物賠償保険で保険金をお支払いします。

一方、トレーラーは契約自動車には含まれませんので、
トレーラー自体および積載物の損害や
トレーラーに搭乗していた方の死傷は
車両保険や搭乗者傷害保険の補償対象外となり、
保険金をお支払いしません。

チューリッヒの公式HPより引用

代理店型自動車保険、ダイレクト型自動車保険
ともに公式HPに記載のとおり
対人対物は補償されることがわかります。

トレーラーや水上バイクなど積載物自体の保険は別途必要

ただし、自動車保険で補償されるのは
基本的には契約している車本体での事故です。

対人賠償や対物賠償は
事故相手がいるので被害者救済という
意味合いもあり補償されますが

けん引している水上バイクなどの
積載物自体は自動車保険では補償されません。

運搬中の事故に備えたいという方は
別途、水上バイクやトレーラー単体に
保険を掛けて下さい。

任意保険はあくまで牽引中に起きた事故が補償対象

任意保険で対人賠償、対物賠償が補償されるのは
運転中の事故に限ります。

急ブレーキ、急ハンドルを取ったことで
ジャックナイフ現象となり
近くを走行中の車を巻き込んだ

後退中に単独事故で駐車場やガードレールなどを
破損させてしまったなどの補償は受けられます。

搭乗者傷害や人身傷害保険は補償対象外

走行中の乗車は法律違反なので
法律上も違反ですし

搭乗者傷害、人身傷害保険ともに
走行中は正規の乗車装置に
搭乗中の事故が補償対象です。

被けん引車両は正規の乗車装置に
該当せず、被けん引車に乗っている人の
ケガは任意保険で補償されません。

トレーラーを切り離して自走中の事故は対人対物も補償対象外

注意してほしいのはトレーラーを
車から切り離して
トレーラー自走中に発生した事故は
任意保険の補償対象外となります。

トレーラーを切り離して作業していたところ
トレーラーが自走してしまい
人や物にぶつかって怪我を負わせた
物を壊したとなると

けん引中の事故にはならないので
自走中の事故は自賠責を超える部分は
自己負担になります。

走行中に連結が外れた事故は補償される可能性大

なおトレーラーの連結が
走行中に外れてしまい自走状態になり
結果的にトレーラー単独での事故が発生しても

直前まで牽引をしていたことに変わらないので
対人対物の補償は受けられます。

ただし保険会社によって
自走中の事故かけん引の事故か
判断がわかれる可能性があるので
不安なら問い合わせたほうがいいです。

少しでも不安ならトレーラー用の保険を別途掛けたほうが良い

マリンスポーツやキャンピングを趣味の人で
トレーラーを牽引するという人は

切り離して作業中に起きた事故や
トレーラーおよび積載物本体の事故も
補償してほしい

といった方は別途、トレーラー用の
保険を掛けておいて下さい。

走行中の事故だけ補償されれば良ければ
今回の記事に書いたとおり
対人対物賠償は車本体の保険で補償されるので
トレーラー用の保険を掛けなくても大丈夫です。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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