車が盗難にあった場合は車両保険で補償される?

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車両保険
©DailyHeadlines

車両保険の一般タイプ、限定タイプ
どちらのタイプでも盗難は補償されます。

自動車保有していると稀にあう盗難・・・

自動車の盗難に遭ったという方は比較的少ないとは思いますが
万が一、盗難に遭ってしまうとそのショックは大きいですよね。

新車や車両価格の高い車などが盗まれやすく
一時期、ランドクルーザーばかり狙われた事件もありました。

そのせいか今でもランクルは車両保険が高く、
ダイレクト型損保では車両保険付けられない
などの制約があったりします。

盗難は車両保険の一般形や限定型どちらでも補償されるのが基本

実際に盗難に遭った場合には
車両保険を掛けていれば、

補償範囲の広い一般タイプでも、
限定タイプでも、補償されます。

車両保険で補償されるのは契約時(更新や車入時)に掛けていた補償額

新車が盗難に遭ってしまった場合も
保険契約時に掛けていた保険金額まで支払われます。

保険契約は毎年見直されるため
継続更新時には、掛けられる車両保険金額が段々下がっていくので
「今の車両保険で補償できる金額はいくらなのか?」はチェックしておきましょう。

車両保険の設定金額を上限一杯に設定しても、
保険料は、大して変わりません。

盗難時に車両保険で支払われる金額は
この設定金額までとお伝えしました。

数百円の保険料を削ったところで、
受け取れる保険料が10万円単位で
変わってしまいます。

被害に遭った時に、買い替え費用が足りない
となってしまわないよう、余裕があれば
車両保険の設定金額は上限にすることを
おすすめしたいです。

盗難は新価特約では対象外です

新車購入時に、新価特約のある保険会社に
切替えるか考えている人も居ると思います。

新車を買ったら保険会社に切替えるとトク?という記事
でも書きましたが新価特約では
盗難は対象外となっています。

盗難は、本当に盗まれたのか
それとも自作自演で保険金詐欺なのか
判断が難しいところがあるからです。
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車両入替時は都度、車両保険の金額を設定する

保険契約期間中に新車を購入したら
車両入替をする際に、車両保険の設定金額を
見直すことになります。

車両保険で補償できる金額は
車検証上の型式と初年度登録で
上限と下限の幅が決まっています。

逆に、古い車を買い替えて新車にすると
今まで乗っていた車と同じ金額での
補償は受けられません。

車両保険の保険金額を60万円で設定した車を
契約途中で車両入替をした結果

新車では150万円~250万円の価格幅で
見直す必要があるなら
60万円のまま契約することはできません。

車両入替だけをして、後日保険金額を
見直すことはできますが、

年払では短期率で計算しますし
月払でも今月分の保険料は丸々取られますので
割高になります。

また万が一、車両入替の手続き前に
盗難にあってしまっても、時価額までしか
補償できません。

新車でも購入金額よりも低い値段でしか
保険金が支払われなかったことがないよう

車両入替と同時に、保険金額は見直しておきましょう。

車両保険を新たに付けられない車が存在する

ただ、もしあなたがランクルなどの
盗難リスクの高い車のオーナーなら
残念なお知らせが一つあります。

それは「車両保険を新たに追加することができない場合がある」
ということ

保険会社によっては
車両料率クラスが9になる車では
車両保険を付帯できないからです。

これについては「料率クラス9の車でも車両保険を付ける裏技」
で詳しく書きました。
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盗難の起きやすい地域には偏りがある

盗難が身近な地域は実際あります。

私自身、治安の悪い地域に住んでいたことがあるのですが
週末の明け方に、やたら盗難防止のブザーが鳴るので
それが目覚まし代わりになっていたこともあります。

以下の損保協会のデータを見ても、
やはり深夜早朝に盗難が多く発生するようです。

©一般社団法人 日本損害保険協会

©一般社団法人 日本損害保険協会

また場所も海に近い、工業地帯の港がすぐの地域です。

  • 盗難してすぐに船に積めること
  • 車を港に持ち込んでも怪しまれない
  • 即座に船やコンテナに積み込める

といったことが背景になります。
逆に一般的な住宅街ではそれほど盗難被害は発生してないようです。

データをうのみにするのはよくありませんが
盗難の起きにくい地域に住んでいる
自宅の駐車場はガレージで容易に侵入できない
といった場合には、車両保険の補償内容を
個別に見直してもいいでしょう。

例えばおとなの自動車保険では
盗難や水害など車両保険の保証内容を
ある程度自由に工夫することができます。

なぜランドクルーザーは盗難に遭いやすいのか?

日本車は世界的に見て
壊れにくく、整備をちょこっとくらいしなくても動くため
中東やオーストラリア、ロシアで人気があります。

当サイトの管理人も、
オーストラリア人の知人がいますが、
以前、オーストラリアに遊びに行ったときに
どのメーカーが人気なのか聞いたところ・・・

都市部では、いろいろな車は走ってるけど
人がほぼ住んでいない荒野を走るなら
「故障しにくい日本車じゃないと命が危ない」
だから壊れにくいランクルは人気なんだ

という答えが返ってくるほど
信頼できる車と認知されています。

世界の酷道、紛争地域で大活躍する日本車

世界の紛争地域や酷道、道なき道で
頼りにされているのが日本車

特にランドクルーザーなど、名前に違わず
過酷な土地にはもってこいの車です。

「テクニカル」という軍用車両で目につくTOYOTAマーク

もう紛争地域ではお馴染みの光景になってしまったTOYOTAマーク
ハイラックスやランクルなどは

正規軍はもちろん残念ながらテロリスト側の武装車両としても
頑丈な車として絶大な信頼を得ているわけです。

ハイラックスの頑丈さを表す動画

  • 階段を走る
  • 木に思い切りぶつける
  • 海中に5時間沈める
  • プレハブに突っ込む
  • キャンピングカーを上から落とす
  • 解体用の鉄球をぶつける
  • そして燃やす
  • ビルごと爆破して落下させる

ウソだろ!?と思うような内容ですが
ちゃんと動いています。

もちろん個体差はあるのでしょうが
これだけメチャクチャにされてもまだ走行可能だから
砂漠やシベリアの雪原など「止まったら死ぬ」場所でも
安心して乗れるわけです。

さて、長い前置きになったんですが
盗難に遭いやすい車両というのは、高級車だけではなく
「頑丈で壊れにくい日本車」ならどれも狙われやすいのです。

人気盗難車ランキング

意外とアクアなど普通車も狙われたりするようです。
堂々の1位はなんとプリウス

もっとも、販売台数もかなり多いので、販売数当たりで見ると
データは変わりそうです。

そして、2位にハイエース
3位にランドクルーザーと続いています。

壊れにくいことはもちろん
出荷台数も多く、部品の融通が効くので
需要があるためです。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
を利用するのがおすすめです。

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最大20社の損保から、5分程度で見積を取れます。
見積結果は会社ごとに寄りますが

  • すぐに画面上で結果が出る会社
  • メールでお知らせしてくれる会社
  • ハガキでお知らせしてくれる会社
  • 見積もり金額以外にも詳しい情報を封筒に入れて郵送してくれる会社

と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



保険の更新前に、まずは上の無料見積から
見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

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