年末年始の帰省前に車両保険を付けるのは効果的です

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車両保険

師走に入って1年がもうすぐ終わりですね。

年末年始は、実家に帰るという人は
独身なら飛行機や新幹線での帰省でも
家族が増えると、交通費の高さから
車で帰省する人は多いですね。

遠方からの帰省では
飛行機代だけで1人往復6万円以上にもなり
とても家族とともになんていきません。

最近でこそ格安航空の登場で
マシになりましたが、車での帰省に
比べると1人2万円以上は掛かるため

時期をずらして旅行に出かけたほうが
いいなぁなんて思うこともあります。

さて、すこし古い調査ですが
ソニー損保から2013年に
お盆の帰省に関する調査
公開されています。

年末年始のテーマでお盆?!
と思うかもしれませんが
時期は違えど帰省シーズン

車で長距離移動する際に
気をつけておきたいことや

保険の見直しに役立つ
内容が含まれていたので
解説していきます。

長距離移動時のトラブルは約50%が経験あり

帰省で長距離ドライブをする人の
2人に1人が何らかのトラブルを
経験しているという調査結果。

ちょっと意外でしたが
一般道・高速道路ともに
交通量が増えるだけでなく

普段、運転をあまりしない人が
増えることで、トラブルが起きやすく
なっています。

また、トラブル経験者の半数が
他車との事故を経験しています。

帰省するドライバーの4人に1人が
他車との事故に遭っているんですね。

車両保険は高いと感じていても
帰省の時期だけ保険を見直しても
良いですね。

任意保険は年払いでも月払い契約でも
契約期間中に、補償内容を変更できます。

年末年始の帰省期間中だけ
車両保険を付帯してもいいでしょう。

トラブルのトップが
他車との事故ですので

車両保険が高いなぁと思えば
限定タイプ(エコノミータイプ)
セットして保険料を抑えるのも手

限定タイプでも、飛び石などの
落下物・飛来物は補償されます。

高速道路を運転して帰省するなら
少ない保険料でも補償してくれるので
保険は掛けておいて損はないですよ。

年払契約では保険料の一時的な負担増に注意

保険会社によっては

期日を指定して補償内容を変更し
変更内容に対する追加保険料を
支払えば良いケースもありますが
変更日~満期日までの変更をするのが一般的です。

どういうことかというと年払契約では

  1. 変更日から満期日まで保険料を一旦支払う
  2. 再変更日から満期日で保険料を返還してもらう

という2段階の変更になります。

満期が比較的近ければ問題ありませんが
更新して間もないと、満期までの追加が
一時的に高額になります。

次回更新が2018年9月20日とすると

  1. 2017年12月29日に車両保険をセット
  2. 2018年1月8日に車両保険を外す

この場合、まず追加保険料は
12月28日~来年1月8日の計算ではなく
12月28日~来年9月20日で計算されます。

その後、返還保険料は
1月8日~9月20日での計算をします。

カードで決済しても、12月28日から
来年9月8日の満期までの追加保険料分で
カード利用枠を押さえられますので

全年齢補償や21歳以上補償など
年齢の若い方を補償する条件では

車両保険をセットするだけで
追加保険料で10万円以上の出費が
一時的に発生します。

後日差額分は返還されるとはいえ
ただでさえ年末年始は物入りですね。

カード利用枠や銀行残高には注意です。

ドライブレコーダーの導入でトラブルの記録を残す

また、トラブルに関しては
ここ最近取り上げられている煽り運転

渋滞のイライラや
長距離運転での疲労など

要因は様々ですが、煽り運転を
する人はどうしても出てきます。

煽り運転をする人と遭遇しても

  • 窓を開けない
  • ドアを開けない
  • ドライブレコーダーで記録する

といった対策を取っておくと
良いですね。

ドライブレコーダーで
ナンバーを確認しておけば

たとえ当て逃げをされても
警察に届け出れば、高い確率で
相手が見つかります。

また、車両保険の限定タイプでは
通常、当て逃げは補償対象外ですが

相手を特定できれば
車両保険の限定タイプでも
補償を受けられるようになります。

ドライブレコーダーの記事でも
書きましたが、あまり高いものでも
ありませんので

帰省前にドライブレコーダーを購入
しておくと良いですよ。

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事故が起きたらまず警察と救急、次に保険会社に連絡

トラブル発生時に、どこに連絡すれば
良いのかわからなかった人が
多いことがこの調査で判明しています。

事故が起きたら、安全な場所に車を
停めて、けが人がいるなら
まずは救急に連絡です。

高速道路では、停車させたら車の後方に
避難すること。

後続車が、停まっている車に
吸い寄せられるように追突しやすいからです。

ツイッターでどうして停まっている車に
あえて突っ込んでくるのか
解説されているマンガがありましたので
紹介しておきます。

けが人がいなければ、次に警察です。

警察に届け出なければ
事故が起きた証明となる交通事故証明書を
発行してもらえません。

最悪は保険金請求が出来ないため
たとえ相手が警察には連絡しないで
欲しいと言ってきても
警察には連絡を入れて下さい。

また、事故の状況は可能な限り、
スマートフォンで記録しておくと
後々の示談交渉で役立ちますよ。

保険会社に連絡

救急、警察に連絡を入れて
けが人の救護、警察による捜査を
きちんとしてもらってから
保険会社に連絡を入れて下さい。

  • 車のダッシュボードなどに
    保険証券を入れておく。
  • 事故受付の連絡先が書かれたメモを
    入れておく。
  • スマホの連絡先に登録しておく。

いずれかで構いませんので
お出かけ前に、すぐに保険会社に
電話できるよう準備しておきましょう。

なお、事故の衝撃で車が動かなくなっても
ロードサービスが付帯されていれば
無料で修理工場までレッカーしてくれます。

ロードサービスは一般的には事前受付です。
後日、申請しても断れて自腹となります。

パンク・キー閉じ込み・雪道スタックなどはロードサービス

  • 遠方への帰省途中に車がパンク
  • 高速道路のサービスエリアで
    休憩時にキー閉じ込み発生
  • 雪道でスタック

こういった場合は
ロードサービスを利用できます。

ロードサービスを使うだけなら
任意保険の等級は下がりません。

また事故受付とは
連絡先が異なることが多いので

スマホに連絡先登録する場合には
事故受付とロードサービスそれぞれを
登録しておくといいですよ。

なお、ロードサービス自体は
無料ですが

交換タイヤ
鍵開けで壊した部品の修理
などは自費になります。

ガス欠時のガソリン補給も
持ってきてもらうまでは無料でも
ガソリン代自体は必要です。

雪の多い地方に帰る人や
スキー・スノボに出かける人に
限定される話ですが

雪道スタックでロードサービスを
利用するには

雪対策をきちんと行ったにも
関わらずスタックした場合です。

スタッドレスやチェーンを巻かずに
雪道でスタックした場合には
無料サービスの対象外となりますよ。

実家の車は運転者の範囲も変えておく

帰省する側だけでなく
帰省で帰ってくる子供がいる家庭では

今の契約で運転者の範囲を
広げておくといいですね。

急に子供が、実家の車を運転する
といったことも少なくありません。

管理人は実家に帰る度に
両親が外でも呑みたいからと
運転を頼まれていました(苦笑

当時は気にしていませんでしたが
運転者の範囲が家族限定あるいは
限定なしになっていなければ

私が事故を起こした際に
補償されない可能性があったんです。

年末年始はお酒を呑む機会も
多くなります。

呑んでしまったから、子供や
義理息子・義理娘に運転を頼む
といったケースも出てきますので

事前に運転を代わってもらっても
補償できるよう、保険会社に
連絡を入れておきましょう。

保険会社の年末年始営業時間に注意

年末年始は保険会社も
休みに入ります。

12月30日~1月3日は
多くのコールセンターが休みになり、
電話では契約内容を変更できません。

ネットでは24時間受付している
ところが多いですが、同時に
システム保守に入って

ネットも利用不可になることが
ありますので

契約内容を変更するのであれば
保険会社が休みに入る前
余裕を持って12月27日までに
済ませておくといいですよ。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
を利用するのがおすすめです。

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最大20社の損保から、5分程度で見積を取れます。
見積結果は会社ごとに寄りますが

  • すぐに画面上で結果が出る会社
  • メールでお知らせしてくれる会社
  • ハガキでお知らせしてくれる会社
  • 見積もり金額以外にも詳しい情報を封筒に入れて郵送してくれる会社

と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



保険の更新前に、まずは上の無料見積から
見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

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