新車を買ったら保険会社を切り替えたほうがお得なの?

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特約

新車に買い替えるタイミングで
ディーラーさんから、付き合いで
保険会社を切り替えてくれないかと
頼まれる人も多いと思います

今の保険会社から、1年間だけとか
3年間等級の変わらない保険会社があるとか
そういう理由でオススメされることは
よくあります。

実際、新車購入のタイミングで
他の保険会社に等級を移す人を
たくさん見てきました。

もうすぐ新車にする、、、
今のディーラーさんからは
保険会社を変えてくれたら
少し融通するよって言われているなら

オススメの保険会社にしたほうがいいのか
今のままでいいのか迷うこともありますね。

保険会社の中にいた人間からすると
引き止めたいという気持ちよりも

保険料がもったいないので
満期までは待ったほうがいい
という気持ちはあります。

しかし、購入する車や契約している
保険会社の補償内容によっては
すぐに切り替えてもいいと思う場合も
あります。

今回は、そんな新車購入のタイミングでの
保険会社の切替について、お伝えします。

年払い一括なら普通はもったいない

保険会社の中にいた者からすれば
年払い契約をしている契約者さんなら
満期までは待ったほうが良いですよ
ってお伝えしています。

これは、セールストークではなく
年払い契約で途中解約をすると
戻ってくる保険料は、月割よりも
低くなるからなんです。

解約保険料は短期率という計算方法になる

詳細は、こちらの記事で書きましたが
[kanren postid=”255″] 年払い契約の人は、年間保険料を一括で
支払ってくれる分、月払いよりも
保険料を安くしていますが

途中解約の場合には、保険料の戻りが
低くなる計算方法を採っている保険会社が
ほとんどです。

短期率という計算方法で
約款や重要事項説明書などに
計算割合が載っています。

がっ!
結構小さい文字なので、ちゃんと
読んでいる人は少ないんじゃないでしょうか

1ヶ月経過で3ヶ月分保険料は回収される

この短期率で計算すると、
1ヶ月だけ契約しても25%徴収されます。

補償されていた期間は1ヶ月なのに
3ヶ月分の保険料を取られてしまうので
保険料を年払いで支払っているなら
満期まで待ったほうがいいです。

満期直後に納車となるなら、月払い契約に変えよう

私自身、現場で多くのご契約を見てきましたが
保険料は可能であれば、年払いをオススメします。

クレジットカードの引落し口座に入金忘れ
振込忘れなどで、月払いを解除になってしまった
という契約者さんも少なくありません。

保険料は2ヶ月分滞納すると、保険会社から
猶予期間を伝えられた後に、それでも
払込しないと契約を「解除」されます。

契約解除となれば、今の等級が消えてしまうのは
もちろん、安い保険会社では13ヶ月間は加入
させてもらえなくなります。

とはいえ、満期を過ぎてから1~2ヶ月以内に
新車が納車されるので、そのタイミングで保険を
他社に移したいという人であれば

あえて月払い契約を提案することもありました。

例えば、今の保険会社の
満期が9月20日として

新車両が10月15日に納車予定
ディーラーさんには付き合いで
他社に加入することを約束している

今の車は納車当日まで乗るので
満期9月20日以降も手放せない

という場合には、一旦
月払いでの契約をしてもらい

10月15日付での解約をしてもらう

年払いで契約すれば、1ヶ月間の契約でも
保険料は9ヶ月分しか戻ってきません。

月払いで支払っておけば
保険料は、1ヶ月分のみの支払いで
済むようになります。

新車特約(車両新価特約)がなければ他社検討もアリ

そして他社切替もアリと思うもう1つのケースは
新車特約が今の保険会社に用意されていない場合です。

車両保険では、契約時に決めた保険金額を上限に
修理費用を支払ってくれます。

ただし、この車両保険の保険金額は
毎年の更新毎に、少しずつ下がっていきます。

車も長く使っていれば、部品の損傷などで
価値は下がっていく

という考えのもと、
1年毎に価値は見直す必要があるからです。

200万円の新車を購入

1年目は200万円で車両保険をセットできても
2年目は180万円
3年目は160万円


と年々、保険金額の上限が下がってきます

ちょっと下がり方が速い気がしますが
減価償却に基づいているので
ある程度、理にかなった考え方です。

車両の時価と減価償却については
別記事で詳しく書きました。

[kanren postid=”397″]

中古車ならともかく
新車なのに買って1年後に
無事故にも関わらず価値が10%も減るなんて

ちょっとイヤですよね。

そんな愛車も大事にしている方のために
用意されているのが新車特約です。

新車特約は、初年度登録年月から
一定年月の間は、新車相当価格を補償する
というオプションになっています。

保険会社によって、期間は異なりますが
25ヶ月とか37ヶ月、中には5年間
という会社もあります。

200万円の価値の新車だったとすれば
25ヶ月~5年間は、上限200万円で
補償してもらえるのは心強いですね。

もっとも、上限価格を据え置きにしてくれる
期間がながければ長いほど、保険料は
高くなりますのでご注意を

また新車特約は、一定年月は
車両保険では上限が減っていく部分を
据え置きにしてくれるだけではなく

修理費が保険金額の
50%を超えたら乗っていた新車と
同等クラスの車に買い換える
費用を出すというオプションになっています。

代表的なダイレクト型自動車保険会社の、
新車特約を公式サイトなどから抜粋しました。

イーデザイン損保:

車両保険のお支払い対象となる事故(盗難を除く)
新車に大きな損害が生じ、
改めて新車などに買い替えた場合に、
実際にかかった再取得費用に対して
保険金をお支払いします。

次のいずれかの場合をいいます。
・お車の修理費が車両保険金額の50%以上となる場合
(ただし、車体の本質的構造部分に
著しい損害が生じている場合に限ります。)
・お車が修理できない場合

ソニー損保:

新車(契約車両)が大破した場合に、
再び新車に買替える費用を補償します。

新車買替特約とは

車両保険の支払対象となる事故により、
契約車両が大きな損傷を受けた場合に、
新車の買替費用等を補償します。

新価保険金額
(契約時に設定した新車価格相当額)が上限です。

ただし、事故日の翌日から起算して
6ヵ月以内に車を買替えた場合等に限ります。

大きな損傷とは契約車両を修理できない場合とは
・修理費が車両保険金額以上となる場合
・修理費が契約時に設定した新車価格相当額の
50%以上になる場合

※ 契約車両の内外装・外板部品以外の部分に
著しい損傷が生じている場合に限ります。

自家用5車種の新車
(保険始期日時点で初度登録から25ヵ月以内)に
限りつけることができる特約です。

盗難は対象外です。

おとなの自動車保険:

新車で購入されたお車が全損になった場合、
または修理費が新車価格相当額の50%以上となり
お車を再取得した場合に、
ご契約のお車の新車価格相当額を限度に補償します。

新車価格相当額は
車両新価特約の保険金額に当たるもので、
当社が別に定める
「自動車保険車両標準価格表」などに記載された、

ご契約のお車と同一の
・用途車種
・車名
・型式
・仕様
・初年度登録年月(または初年度検査年月)
の自動車の新車の市場販売価格相当額をいいます。

※ 車両新価特約の保険金額は、
車両保険の保険金額以上の金額を設定してください。

※ 保険始期の属する月が初度登録年月から
25ヶ月以内の場合にセットできます。

どんな事故が対象となるのか?

新車特約を用意している損保各社から抜粋した
特約の内容を見ていくと、新車特約には
いくつか制限がありました。

対象外1:走行に問題が出る事故

このうち、特に気をつけたいのは
走行に問題がない部品だけの事故なら
補償は受けられないということです。

構造部品つまりきちんと走るために
必要な部品が歪んだ、破損した事故で
なければ補償されません。

外装・内装部品でも走行自体には
問題ない部品だけの損傷や

エンジンフード、トランク
ルーフといった外板だけの破損も
この場合には、対象外となります。

都心部では、ここ数年ひどい
雹による被害でも
外板部分だけがボコボコになっただけ
では補償の対象外です。

対象外2:盗難

損保各社の説明にもある通り
盗難は新車特約の対象外となります。

車両保険本体では
補償を受けられるので、買替費用を
全額自腹とまではいきませんが

新車なんだから盗難でこそ
全額補償してほしいですよねぇ。

新車特約をつけたからと
安心しないで下さいね。

なお、盗まれた車が発見されて
壊されていたという場合には、
新車特約の補償を受けられます。

対象外3:車両保険で補償できない事故

新車特約は前提として
車両保険を使える事故や災害が補償対象です。

そのため、車対車限定タイプにしていれば
単独事故での修理費は対象外となりますし

一般タイプでも、地震・噴火・津波は
補償されません。

地震で車が潰れてしまったケースでは
残念ながら新車特約はもちろん
車両保険でも保険金は支払われません。

[aside type=”normal”]補足説明
地震、噴火、津波は
広範囲にわたって影響をあたえてしまいます。
そのため、保険会社の支払い体力が持たない
という事情があるため対象外になるんです。[/aside]

新車特約は必要なのか?

新車特約は車両保険の
オプションの1つです。

この特約がなかったとしても
車両保険で補償される事故であれば

毎年の更新時に
車両保険の設定金額の上限までは
修理費を補償してもらえます。

新車特約は、買ったばかりの車で
万が一事故が起きて、買替になるのは困る
という人、特にローンで車を買った人には
オススメの特約といえます。

買い替えて2台分のローンを支払うのは
イヤですよね。

また、ローンで買っていない人でも
向こう2~3年くらいは、何かあったら
買った金額で補償を受けたいという人
新車特約をつけておけばOK

本来、車両保険では毎年
設定できる金額が下がっていきますが
新車特約では、平均して25ヶ月
長いところでは5年間も、買った金額で
補償してもらえます。

気に入った車を、長く乗りたい
修理費は全額保険で支払って欲しい
という人は、車両保険とともに
新車特約をつけておくといいですね。

新車特約を付けると年間いくら保険料UPするのか?

それでは、新車特約をつけた場合と
つけなかった場合とで
保険料はどのくらい変わるのか

ダイレクト型自動車保険で
新車特約を用意している保険会社で
見積を取ってみました。

見積の条件はこちらです↓

  • 年齢45歳、男性
  • 埼玉県在住
  • 免許ゴールド
  • 走行距離3,000km以下
  • 現在15等級で他社加入中
  • 事故有係数0年
  • 年齢条件:35歳以上
  • 運転限定:本人配偶者
  • 車種:アクアNHP10
  • 初度:平成29年9月
  • 車両保険:一般タイプ

イーデザイン損保

新車特約あり:41,700円
新車特約なし:40,400円
差額: 1,300円

初年度登録から11ヶ月以内

おとなの自動車保険

新車特約あり:41,430円
新車特約なし:40,210円
差額: 1,220円

初年度登録から25ヶ月以内

ソニー損保

新車特約あり:56,370円
新車特約なし:53,750円
差額: 2,620円

初年度登録から25ヶ月以内

新車特約は年間3000円以内でセット可能

新車特約をセットできる損保のうち
保険料の安いダイレクト型を選んでみました。

保険料自体はソニー損保がちょっと高いですが
年間1000~3000円以内で新車価格を
補償してもらえると考えれば、アリですね。

なお、今回調べた3社のうち
イーデザイン損保だけは、新車特約をセット
できる期間が、初年度登録から11ヶ月以内と

新車特約をつけられる損保の中でも特に
期間は短くなっていました。

新車特約の有無による保険料も
おとなの自動車保険と同等なのに
1年以上期間が短いんですねぇ。

等級ダウンの保険料アップは?

新車特約は車両保険を使う事故が前提です。
そのため、事故の内容にもよりますが
1等級あるいは3等級ダウンとなります。

もっとも、新車特約の説明にもある通り
車体に著しい損傷があった場合に適用されるので
飛び石などの軽度の損害では済みません。

新車特約を使うほどの事故となれば
3等級下がると考えておきましょう。

今の保険料の2倍~3倍が割増分になることが多い

車両保険を使うと、翌年以降の保険料は
大幅にアップします。

現在、多くの保険会社が等級ダウンによる
保険料アップだけでなく
事故の種類によって、1年あるいは3年間は
割増の保険料を貰うようになっています。

新車特約を使う事故では、ほぼ3等級ダウン
事故有係数適用期間も3年は付けられると
見て間違いありません。

今回の見積条件では15等級で事故有係数0年
として計算をしました。

仮に3等級ダウンすれば、翌年は
12等級事故有係数3年

無事故でも元の15等級事故有係数0年に
戻すのに4年間は掛かります。

向こう4年間の割増保険料の合計は
別記事に書いていますが、おおよそ
今の年間保険料の2倍~3倍

[kanren postid=”350″]

今回の見積からすれば
向こう4年間で15万円くらいは
保険料アップが考えられます。

それでも新車価格を補償してもらえることを
考えると、ローンで新車を買った人なら
特約を掛けておいて損はありません。

まとめ:今の保険に新車特約がないなら検討してもいい

新車特約について解説してきましたが
纏めると、新車特約をつけたほうがいい人は

ローンで車を買ったばかりの人
愛車を2~3年は新車価格で補償されたい人
となります。

年間でも3000円以内の保険料追加なので
余裕があればセットしておくといいですね。

基本は満期付で他社に切り替える方がいい

管理人個人としては、元保険会社の中の人の
経験としても、契約期間中に他社に切替を
するのは、保険料に無駄が発生するので
オススメしてきませんでした。

なるべくなら、満期日をもって他社に
切り替えたほうが等級も1つあがります。

特に新車の納車日が満期1ヶ月以内の場合
解約しても保険料は戻ってきません。

20等級の人でもない限りは、今の保険会社で
満期まで待って、そこから他社切替すると
いいですね。

新車購入なら新車特約のある保険会社に即切替も手

ただし、今の保険会社に新車特約がなく
満期まで数ヶ月先ということでしたら
遠慮なく切り替えていいと思います。

新車特約で補償してもらえる2~3年は
新車価格で補償してもらえるなら
それにこしたことはありません。

初年度登録から25ヶ月以上経って
新車特約が付けられなくなったら、再び
保険会社を見直せばOK

ただなんとなく保険料を払うのではなく
自分の車や生活に合わせて保険会社も
上手に選ぶといいですよ

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
を利用するのがおすすめです。

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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

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