睡眠時無呼吸症やてんかんなど持病持ちでも免許や保険の更新はできる?

スポンサーリンク

自動車を運転している人の中には
持病が原因の事故を起こすかもしれない人も
居ると思います。

管理人自身も睡眠時無呼吸症候群という
急な眠気に襲われる病気を持っています。

ドクターストップにはなっていなければ
運転しても問題ないとはいえ
事故の際に、保険金が支払われなかった
困りますよね。

睡眠時無呼吸症候群のような
運転に影響の出る持病がある人でも、

任意保険では補償してくれるか
保険加入時に保険会社に申告する必要があるのか
記事にまとめました。

道交法の改正で持病のある人は申告するようになっている

平成26年の道路交通法改訂で次のような記載がありました。

公安委員会は、免許の取得・免許証の
更新をしようとする者等に対して、
一定の病気等にかかっているか判断するため、
質問票や報告書の提出を求めます。
改正道路交通法の施行(平成26年6月1日施行) – 埼玉県警察

一定の病気等とは

  1. 介護保険法第5条の2に規定する認知症
  2. アルコール、麻薬、大麻あへん又は覚醒剤の中毒
  3. 幻覚の症状を伴う精神病であって政令で定めるもの
    政令では、統合失調症が定められています。
    (自動車等の安全な運転に必要な認知等に
    係る能力を欠くこととなるおそれのある症状を
    呈しないものを除きます。)
  4. 発作により意識障害又は運動障害をもたらす病気であって政令で定めるもの
    政令では、次のものが定められています。
    ア てんかん
    (発作が再発するおそれがないもの、
    発作が再発しても意識障害及び運動障害がもたらされないもの
    並びに発作が睡眠中に限り再発するものを除きます。)
    イ 再発性の失神
    (脳全体の虚血により一過性の意識障害をもたらす病気であって、
    発作が再発するおそれがあるものをいいます。)
    ウ 無自覚性の低血糖症
    (人為的に血糖を調節することができるものを除きます。)
  5. 3及び4のほか、自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある病気として政令で定めるもの
    政令では、次のものが定められています。
    ア そううつ病
    (自動車等の安全な運転に必要な認知等に係る能力を
    欠くこととなるおそれがある症状を呈しないものを除きます。)
    イ 重度の眠気の症状を呈する睡眠障害
    ウ そううつ病及び睡眠障害のほか、自動車等の安全な運転に必要な認知等に係る能力を欠くこととなるおそれがある症状を呈する病気

運転免許の拒否等を受けることとなる一定の病気等について|警察庁Webサイト

持病のある人が免許更新で必要なもの

運転に影響がある持病持ちの人でも
免許更新時に必要な書類は特にありません。

ただ心配な人は事前に医師の診断書を
用意しておくといいですね。

免許センターで「質問票」の記入は
必須となっていますので、「該当する持病あり」
と申告すると後日診断書持ってと渡されることが多いです。

ただし、免許センター毎に異なり
管理人の場合は、免許センターで通常通り免許の更新手続きを行い
質問票に「持病あり」とチェックを入れて提出

すると、窓口の人から
無呼吸症候群の度合いはどのくらいですか?
と質問をされたので、「軽度」と回答しました。

すると、、、
「必要な場合には指定の診断書を送るので、
書いてもらってください」
という言われて、

後日、指定の診断書を送ってもらうことになりました。
かかりつけのお医者さんに書いてもらう予定でしたが

症状が軽度と答えたためか、免許更新2年経過しても、
診断書は送られてきません。

もし申告せずに更新をして事故を起こしたら

いっそ申告せずに更新すればよかったんじゃないの?
ってそう思うかもしれませんが、

免許の更新時に申告をしないと
懲役1年、または30万円以下の罰金
という結構重い罰則があります。

また、本来なら医者が運転をするなというレベルの症状であれば
掛けている任意保険も降りないという可能性もありますので
少しでも運転に影響を及ぼす持病を持っている人は
お医者さんに相談しましょう。

自動車保険では持病があるかは関係ない

医療保険とは違い、自動車保険では病歴は関係ありません。
保険加入時も、加入後も医者の診断書を保険会社に提出したり
申告する必要もありません。

万一病気が原因で事故が発生したとしても
「医者が止めていたにも関わらず運転をした」
といった故意でなければ、補償はされます。

服用している薬も問題なし

症状を抑えるための薬を服用していて
眠気を引き起こす可能性があるという場合も

「服用時は運転はしないように」
と止められている薬でなければ服用しても
問題ありません。

服用忘れ、治療器具の使い忘れは危険運転致死傷罪が適用されるかも

2013年にあった、てんかん患者による暴走事故では
薬の服用をしていなかったというケースがありました。

この場合は危険運転致死傷罪が適用され、
懲役7年の実刑判決が下っています。
(2014年5月の施行前のため、自動車運転過失過失傷罪適用)

危険運転致死傷罪が適用されると

違法行為刑罰
正常な運転に支障が出る恐れのある状態での死傷事故
(アルコール、薬物、政令で定める病気の影響など)
死亡:懲役15年以下
傷害:懲役12年以下

という重い刑罰が科されます。

服用忘れや治療器具の使い忘れは、人間なので防ぐことはできませんが
「忘れたときは運転しない」
これは「飲んだら乗るな」
と同じと、我々何かしらの病気、障害持ちは肝に銘じたほうがよいですね。

管理人も睡眠時無呼吸症で使用している
CPAPという人工呼吸器を付け忘れてしまった場合は
運転はしないようにしています。

起床時に頭が痛くなるうえに、日中もポケェーとしてしまい
過去に、診断をされる前に首都高を走っていた時は

一瞬意識が飛んだかと思うと、次の瞬間には前の車に衝突しそうに
なったことがあったので

器具の使い忘れは危ないなあと自覚しているからです。
管理人自身も睡眠時無呼吸症候群の通院をしております。

新幹線の運転士が睡眠時無呼吸症候群で
運転ミスをしたことがニュースになったほど、
運転時には注意が必要な病気ですが

睡眠時無呼吸症候群の怖いところは
自覚症状があっても
「寝不足かなぁ」で見過ごされるところなんですよね

自覚症状があっても、寝不足で片付けられる怖さ

元々、中学時代から起床時に強烈な頭痛に悩んでいて
日中の激しい眠気(会社員時代、超重要な会議ですら爆睡・・・)
首都高速で一瞬寝落ちして追突しそうになったりして

自分でもおかしいなぁとは感じていましたが
実家に帰ったときに

夜中に呼吸してないと家族に言われたことで、
初めてこの病気を疑いました。

痩せていても罹っている人はいる

太っている人に多いと思われるこの病気ですが

管理人は真逆の体型で
身長170cm
体重45kg
というガリガリな身体してますorz

検査入院したときも、診てくれた医師は検査前は
たぶん睡眠時無呼吸症候群じゃないですよ~(笑)
とおっしゃってたのですが

検査後「あなたのケースは初めてです(驚)」
というびっくりな回答を頂き、
即刻治療となりましたので、体型は関係ありません。

  • 少しでも日中の強烈な眠気が取れない、
  • 何をどうしようとも抗えずに寝落ちする

ということであれば、今すぐ病院で検査してもらってください。
循環器科で受診してくれます。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
を利用するのがおすすめです。

sonpolist上のバナー画像から
最大20社の損保から、5分程度で見積を取れます。
見積結果は会社ごとに寄りますが

  • すぐに画面上で結果が出る会社
  • メールでお知らせしてくれる会社
  • ハガキでお知らせしてくれる会社
  • 見積もり金額以外にも詳しい情報を封筒に入れて郵送してくれる会社

と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



保険の更新前に、まずは上の無料見積から
見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました