自動車保険で保険料に一番響く内容といえば
運転者年齢です。
特に18歳~20歳の人が免許を取って運転するようになると
それまでの保険料が2倍近くなったりすることも実際にあります。
しかし、年齢条件や運転者の範囲を
深く考えずに設定していると
- 保険料を無駄に払っていた
- 事故の際に保険金が支払われない
といったことが起こります。
家族限定にしていたために
別居の子の運転が対象から外れていた
といったことや
会社経営をしている人で
従業員にクルマを運転させるのでしたら
年齢条件にも引っかかていた
というケースもあります。
年齢条件と運転者の範囲を決める際には
契約する車を「具体的に誰が運転するのか」を
書き出してから設定すると間違いがないですよ。
年齢条件は記名被保険者の同居親族+従業員が対象
運転者年齢条件というのはあくまで
記名被保険者(主に運転する人)から見て
一緒に住んでいる親族の年齢を縛るものです。
ですので、
- 一人暮らしをしている未婚の子供がいる家庭
- たまに家にくる子供夫婦が運転をする
- あるいは、友人が一時的に運転する
といった際には
その人達の年齢は関係しません。
別居の方、他人の方は、契約する車を運転する頻度が
記名被保険者や記名被の同居親族よりも運転頻度は低いため
年齢を問わず補償されています。
ただし、例外があります。
記名被保険者もしくは同居親族が会社経営をしていて
自分の会社の従業員に仕事で車を運転してもらう
という時は、従業員も年齢条件を満たす人だけが
補償されます。
家族で運転するのは全員35歳以上でも
従業員が29歳なら、年齢条件は26歳以上補償に
しなければ、従業員の運転による補償はできません。
従業員自身が任意保険を掛けていれば
他車運転特約がありますが、他車運転特約では
雇用主の車を仕事で使うと対象外となります。
会社経営をしている人で、従業員に車を
使わせる機会があるなら
家族以外でも年齢条件を満たしているかも
忘れずにチェックしてくださいね。
通販型では知らないまま契約していることも
代理店型ですと、こういった説明を口頭で伝えてくれるので
今の契約が正しいかどうかをみてもらうことが出来ますが
ネットで全て自分で行う通販型ですと
電話をするか、自分で調べないと
保険料を多く払ってしまっていることに気がつかないケースがあります。
特に、運転者年齢条件は全ての人に当てはまる
と思っている方もいるようで
寮ぐらしの19歳の大学生のお子さんが
帰省するときに運転するからという理由で
本来なら30歳あるいは35歳以上補償でよいものを
年齢を問わず補償にしているといったケースもあります。
[aside type=”normal”] この場合は、年齢条件は30あるいは35歳のままでよく
運転者限定を家族限定にすれば良いだけでなのです。
[/aside]
自動車保険は、記名被保険者や運転者限定、運転者年齢条件限定など
わかりにくく、似ている単語が出てくるので
ネット専業など通販型で契約している場合は
今の補償内容で問題ないのか確認してみるといいですよ。
補償内容が適正かわからないときは、直接損保に聞いてみる
通販型で補償内容が適切なものかわからない
今の契約内容で見直す必要があるのか教えてもらいたい
ということでしたら
一番手っ取り早いのは、その保険会社のお客様センターなどに
電話をして補償内容の確認をしてもらうことです。
補償内容の見直しする部分はなかったけれど
保険料を抑えたいときは、
一度保険会社自体を見なおすのも良いと思います。
今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?
同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。
同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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- 見積もり金額以外にも詳しい情報を封筒に入れて郵送してくれる会社
と差はあるものの
今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。
保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。
継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。
証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。
証券の内容で重要なのは下の3つ
- ノンフリート等級
- 事故有係数適用期間
- 直前1年間での等級ダウン事故の回数
車検証で見積に必要なのは下の3つ
- 車の型式
- 初年度登録
- 陸運支局
これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。
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見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。