自動車保険は1年更新、3年更新などありますが
自動継続特約が付帯されていない限り、満期日までには
更新の手続きをしないといけません。
満期日を過ぎて7日目までは
等級を引継いで更新できますが、
保険料の支払方法が制限されることがあります。
クレジットカードを持っていないと
満期後はインターネットで契約更新できない
なんてこともおきます。
等級が低かったり、直近1年で2回以上の
保険金請求をしていると、
他社でも加入できなくなるので、無保険になります。
満期日過ぎてからの任意保険の更新の
注意点を記事に纏めました。
満期後の自動車保険の更新の注意点
満期時刻~契約再開までに起きた事故は補償されません。
任意保険は自動更新の特約のある保険会社でなければ
満期日を持って保険契約は終了となります。
満期漏れした直後に事故が起きたとしても、補償対象外となります。
満期日が9月10日16:00だとして
9月10日16:30に事故が起きたとしても
補償対象外となります。
満期日から7日以内に更新しないと等級は消滅します。
満期日を過ぎてしまったとしても、
すぐに今の自動車保険の等級は消滅しません。
自動車保険では等級継承期間という
保険満期日から7日以内に
更新すればそのまま引き継げます。
等級継承期間なら、今契約している保険会社だけではなく
満期日を機に、他の保険会社に乗り換えることもできます。
保険会社によっては満期日7日過ぎても救済措置がある
- 仕事で不在にしていて等級継承期間までに更新が出来なかった
- 入院していて、更新に間に合わなかった
などの事情で更新できなかった場合は
すぐに今の保険会社に連絡をして、
更新できるか聞いてみましょう。
保険会社によって引き受けてくれるかはわかりませんが
- 契約者、記名被保険者、車両所有者が変わっていない
- 更新時に車あるいはバイクが変わっていない
- 仕事で不在にしていた、入院していたなどの更新が難しかった事情がある
- 満期漏れは今回が初めて
- 満期漏れから連絡した日までに事故がない
という場合には、更新をしてもらえる可能性が高いです。
救済措置が適用できなければ6等級に下がります
満期から7日間を過ぎ、しかも引き受けてくれなかった場合は
たとえ20等級あったとしても、新規で再契約をすることになります。
その場合には、6等級からとなりますし
「良いものは消滅させる、悪いものは引き継いでもらう」
というのが自動車保険の考え方なので
5等級以下のデメリット等級や事故有係数があれば、
元の等級や事故有係数も引き継ぎます。
20等級での契約期間中に3等級ダウンの事故発生した場合には
本当なら17等級・事故有係数3年になりますが
更新を忘れていた場合には、
17等級は消滅して6等級に下がりますが
事故有係数3年は消えないため
6等級・事故有係数3年になります。
20等級から6等級になると
保険の割引率は63%から、20%になります。
さらに事故有係数も適用されて
7等級以上になっても割引率は低くなります。
詳しくは、ノンフリート等級と保険の割引率の記事も
参考にしてください。
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満期日までに車を手放しているなら中断証明を!
たま~に、保険期間中に車を売却や廃車し
自動継続ではないからと、更新手続きをしないという人がいますが
保険会社に連絡をして、中断証明書の発行手続きをしてもらうと
次回保険契約するときに、今の保険の等級を活かすことができます。
新規で入る場合は6等級あるいは7等級からですが
中断証明書があれば、
20等級で中断していたら20等級で加入することができます。
10年間は等級を保存できるため
10年もあれば、車を乗る機会が出てくる可能性があります。
知らずに、満期を過ぎてしまったという人も
車を廃車や売却、あるいは車検切れや一時抹消しているなら
中断証明書を発行してもらうことができます。
中断証明書の発行期限は、満期日から13か月間と
比較的長い猶予期間があるので
「車を手放したけど、保険はそのままにしている」
という場合には一度保険会社に確認してみてください。
今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?
同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。
同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービスを利用するのがおすすめです。
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見積結果は会社ごとに寄りますが
- すぐに画面上で結果が出る会社
- メールでお知らせしてくれる会社
- ハガキでお知らせしてくれる会社
- 見積もり金額以外にも詳しい情報を封筒に入れて郵送してくれる会社
と差はあるものの
今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。
保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。
継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。
証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。
証券の内容で重要なのは下の3つ
- ノンフリート等級
- 事故有係数適用期間
- 直前1年間での等級ダウン事故の回数
車検証で見積に必要なのは下の3つ
- 車の型式
- 初年度登録
- 陸運支局
これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。
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見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。