保険会社は事故を何回も起こす人に厳しくなってきている
事故で保険を使ったら、翌年の更新時に
打ち切りを伝えられてしまった・・・
という人が増えています。
保険金請求も年々高額なものが増えていて
保険会社としても、危険な運転をする人と
契約したくないというのが本音でしょう。
6等級以上の良い等級の人には
積極的に、自社への乗り換えを勧めますが
事故を起こした人には
事故有係数を付けた割増保険料になったり
翌年の更新を打ち切るといった対応も
残念ながらあります。
連続1等級になると契約打ち切りの会社もある
1等級になって、さらに事故で保険を使う
2年連続で1等級になると
対人賠償と対物賠償のみになったり
そもそも継続をさせてもらえない
ということもあります。
意外と、1等級になるのは起きやすく
新規で6等級加入した人が
最初の年に、車両保険を使って3等級ダウン
次の年に再び車両保険で3等級ダウン
といったことで、1等級になったりします。
自宅のガレージで擦ったできた修理に
保険を使って、気づいたら
1等級になっていた
というケースもあるようです。
任意保険について詳しくない人が
気軽に使って、更新時に慌てる・・・
なんてことが起きています。
損害額の軽い事故でも
持ち出しをしたくないからと
安易に保険を使ってしまうと
次の年の保険料が高くなるばかりか
保険契約そのものに影響が出ることもあります。
年に2回以上の3等級ダウンがあると加入を断られる
保険会社の収入源は
契約者からの保険料です。
保険料収入以上に、
保険金支払のリスクがある人を
積極的に引き受ける気はありません。
5等級以下で新規契約をする場合、
保険会社も慎重になります。
保険会社によって契約してくれるかは
異なりますが、一般的には
以下のような場合、断られます。
連続1等級
3等級ダウン事故が年2回
保険金請求事故が3回以上
保険請求が3回以上というのは
等級ダウン事故以外も含むということです。
搭乗者傷害保険だけを使った
弁護士特約のみ使った
といった等級ダウンに関係ない特約も
他社に切り替える際には
引受ていいものかチェックされています。
連続して1等級だと最低限の補償でしか更新できない
等級ダウン事故を何度も起こして
1等級が連続すると、よくて引受制限
保険会社によっては、更新を断られると
お伝えしました。
保険継続を断られると、1等級では
保険料の安いダイレクト型では
引受をしてくれる会社はありません。
安い保険料の分、保険会社にとって
リスクの高い人は敬遠したいからですね。
自社で断られることがないとしても
更新時には、車両保険は付けられず
対人賠償・対物賠償のみになることも
少なくありません。
保険会社としても社会的責任として
最低限の契約だけはしてくれます。
仕事で車を使うなど、やむを得ない
場合には、割高な保険料にはなりますが
今の保険会社で更新させてもらい
時間は掛かっても等級を1つずつ
回復していくしかありません。
無保険で走って、事故にあい
何千万円もの賠償金を支払う・・・
なんてことは避けて下さい。
もし、車は休日に乗る程度とか
通勤には使わないといった人なら
13ヶ月だけ我慢して
等級をリセットさせることができます。
1年1ヶ月と車を運転できない
不便な期間が発生します。
それでも、まともに等級を回復させると
5年は掛かるところを、1年1ヶ月で
6等級に戻せるわけです。
少額な保険金なら車両保険を使わないのも手
事故は重なるときは重なります。
保険を使えば、賠償金の支払いを
抑えることは出来ますが、
保険会社によっては
翌年度の更新打ち切りという
思わぬ罠が待ち構えています。
特に、車両保険を使うと
飛び石などを除けば、
3等級ダウン事故になります。
修理費が10万円以下と
少額なら自己負担したほうが
等級ダウンせず、更新にも響かない
といったことがあります。
こちらの記事に書きましたが
車両保険を使う目安は、今支払っている
保険料の2倍以上の修理費になるときです。
長い目で見れば保険料支払いが
大きくなっても、今の負担を減らしたい
という考え方もアリですが
忘れてはいけないのが
保険を使えば、等級ダウンになること。
保険料が高くなるだけなら
まだ良い方で、引受拒否になれば
保険料のさらに高い、代理店型でしか
保険加入できなくなります。
今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?
同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。
同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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と差はあるものの
今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。
保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。
継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。
証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。
証券の内容で重要なのは下の3つ
- ノンフリート等級
- 事故有係数適用期間
- 直前1年間での等級ダウン事故の回数
車検証で見積に必要なのは下の3つ
- 車の型式
- 初年度登録
- 陸運支局
これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。
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見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。