自動車事故で目立った外傷はないけれど病院には行った方が良いの?

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事故対応

自動車事故で、目立った外傷がない場合には
「これくらいなら病院行かなくてもいいかな」
と自分で判断してしまうかもしれません。

しかし、放っておくと
後から症状が出てきたり、悪化することが
あります。

最悪の場合には、数日後に死亡・・・
ということもあるので
事故に遭ったら、なにはともあれ
病院でちゃんと診てもらってください。

また、病院に行くことは
自動車保険の請求の上でも重要なことなんです。

軽い事故であっても病院には行くこと

軽い事故であったとしても、衝突の威力は
思った以上に大きいものです。

自分で判断せずに病院でまずは検査してもらう
ようにしてください。

相手がたとえ大丈夫でしょう?と言ってもスルーする

車同士の軽い事故の場合や
特に相手が追突してきたような場合に
大きなケガでなければ病院なんか必要ないだろう
と持ちかけるケースもあります。

自分自身でも特に痛みはないからといって
その場で示談するのは止めておきましょう。

事故に遭ったらまずは
警察と病院と保険会社に連絡です。

直接やり取りをすると
あとあとトラブルの元になります。

意外に思うかもしれませんが、任意保険の
加入率は対人賠償対物賠償に限っても
7割くらいなのです。

 

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参考
任意保険普及率(2016年3月末)
損害保険料率算出機構より引用

自動車保険普及率
対人賠償  74.1%
対物賠償  74.2%
搭乗者傷害 29.3%
人身傷害  68.0%
車両保険  43.5%

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事故の相手の4人に1人は任意保険を掛けていません。

加害者はなんとか穏便に済ませて
賠償請求されるのを防ぎたい
と考えているかもしれません。

特に物損事故で済ませてしまえば
加害者のほうが得なんです。

人身事故であれば、
治療費、休業補償、慰謝料などの
金銭面的な負担が増えるだけでなく

刑事罰を受けることになります。

免停ギリギリの人が事故を起こしたら
物損事故にしてしまい、点数に響かないよう
働きかけようとしてきます。

興奮状態で痛みを感じていないだけの可能性がある

何より、事故直後はあなた自身も
興奮状態で痛みに気づいていない
可能性があります。

興奮状態の人間って、本当に痛覚が
なくなるんですよ。

幸い、交通事故でケガをした経験は
ありませんが、趣味でサバゲをしているので
痛みに気が付かない経験は人より多いです。

家に帰って気がついたら
血が出ていたとか、打ち付けた箇所が
痛み出したということも何度か・・・

数日後に症状が出てくる場合もある

事故直後はなんともなくても
数日後に急変して、意識を失い
そのまま亡くなってしまった

という事例は意外にも多いんです。

軽いめまいや痛みなど自覚症状があれば
病院で検査してもらうことが重要です。

自覚症状がなくても、実は内出血していて
放置していれば命に関わることもあります。

ただ・・・そうは言っても
自分はちょっとくらいの怪我なら平気
と思っている人は病院行きませんよね。

ですので、お金のお話もしておきます。

事故でその場では痛みもなく
大した怪我ではなかったからと
示談してしまえば、後から痛み出した時に

「あの時そんなこと言わなかったじゃないか」
「保険金を多く貰おうとしてゴネている」

なんて言われかねません。

病院に行っておけば人身事故になる

病院に行って検査をしてもらい
診断書を警察に提出すれば
物損事故ではなく、人身事故に切り替わります。

人身事故証明書を発行してもらえます。

人身事故証明書がなければ、
保険会社も治療費を支払ってくれません。

けが人がいない事故なら、保険会社も
治療費を支払う理由がないからです。

相手が任意保険を掛けていない、いわゆる
無保険車両だったにしても自賠責保険の
被害請求ができます。

しかし、物損事故では応じてもらえません。

人身事故証明書入手不能理由書という書類も
ありますが、後から痛みが出てきて
物損事故を人身事故に切り替える

こういったケースでは、加害者側も
「その場で言わなかったじゃないか」
「事故で出来た怪我とは思えない」
と、対人賠償の支払いを拒みかねません。

後から痛み出したり、腫れてきたり
最悪は死に至るケースもあります。

自分ではなんともないと思っても
相手が何か言ってきても
まずは病院で問題がないか検査してもらう。

その上で、相手と示談交渉を進めればいいのです。

単独事故でも搭乗者傷害や人身傷害保険が使える

自動車事故は相手があるものとは限りません。

脇見をしてしまって、電柱にぶつかったり
カーブでスリップしたといった
単独事故もあります。

そうした場合にも、きちんと病院で
診断してもらいましょう。

保険を使ったら等級が下がる・・・と恐れて
適切な治療を受けずに、症状を悪化させて
しまう人もいるようですが

人身傷害保険や搭乗者傷害保険を使うだけなら
次の更新時には等級は下がりません。

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同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
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ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
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今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

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