家族限定廃止?!2018年から任意保険は値下がり?でも軽自動車は値上げ?

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運転者の範囲

2018年から自動車保険が8%値下がりをする
なんてニュースを耳にした方いませんか?

特に、18~20歳の年齢の若い方が
運転する契約になっていると
10万円以上の保険料支払いというケースも
少なくありません。

単純に今より8000円ほど安くなるとすれば
結構大きな金額ですね。

理由としては、ここ最近導入が進んでいる
自動ブレーキの効果で、物損事故の発生件数が
少なくなっていることが理由の1つだそうです。

グラフでも2013年から2014年にかけて
衝突軽減ブレーキ、リアカメラ、車線維持など
事故を減らす装備が次々搭載されており

その効果があってか、契約1台あたりの
対物賠償保険や車両保険の保険金支払額が
減少していることがわかります。

事故を減らす仕組みが、保険料にも
いい意味で影響を与えているようですね。

では実際のところ、8%値下がりについては
もう少し少ないのではないかという感じです。

というのも、この8%という数字は
損害保険料率算出機構が計算した数字で
直接保険金として充てておく部分になります。

自動車保険では
直接保険金支払に使われる部分と
保険会社の必要経費になる部分があります。

1000万円の保険料があったとして
保険金として支払われる部分が700万円
保険会社の経費が300万円

このような内訳だったとすると
今回のニュースでは700万円のうちの8%
すなわち56万円を差し引いた
644万円でよいということになります。

この場合、実際の保険料に直せば
5%ほど安くなる見込となります。

また、保険会社によっては前の年の
保険金支払い状況によっては、逆に
値上がりをする可能性もあります。

よくて5%前後の値下がりと考えて
おいたほうがいいですね。

また、損害保険料率算出機構では
8%の値下げ以外にも、次のような
発表をしています。

  • 運転者限定特約の家族限定を廃止にする
  • 軽自動車は全体に値上げ
  • 家族限定特約が近々廃止になる見込み

家族限定特約が廃止にするのには
ほとんど家族限定と運転者限定に金額の差が
なく、他人に貸す人が少ないため
というのが主な理由のようです。

というのも運転者限定の範囲というのが
家族限定の場合と限定なしの違いは
他人が運転できるかできないかの差だからです。

 本人・配偶者本人/配偶者の
同居親族
別居未婚の子他人
家族限定特約
限定なし

もともと家族限定の割引率が1~2%と低く

年間保険料で見ても1000円も
変わらないケースが多く、万が一のために
限定なしを選ぶ人も多い印象でした。

普通車&小型車は値下げだが軽自動車は値上がり予定

さて、今回の損害保険料率算出機構の発表で
注意しておきたいのは

普通車と小型車は値下げ予定ですが
軽自動車は逆に値上げが予定されています。

軽自動車は自動車税が安いなどで
これまで人気がありましたが
ここに来て、税金だけでなく
保険料の値上げまで予定されています。

8%安くなるんじゃなかったのか!?
なんて問合せが増えそうですが

事故率や保険金支払いの多さを考慮しての
結果となりそうです。

実際、損害保険料率算出機構の別の資料によれば

軽自動車の契約に占める
搭乗者傷害・人身傷害保険の支払い件数&金額は
普通車や小型車より多くなっていることが
値上げの要因と考えられます。

2020年には、軽自動車でも
型式別料率クラスが導入されると噂されており
軽自動車=保険料が安い
とは一概には言えなくなってきています。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

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今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
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  3. 陸運支局

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