通勤で搭乗者傷害保険を付けないとダメと言われた?

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通勤手当 搭乗者傷害保険

自動車を持っている人で
勤務先に車通勤している人も多いと思います。

通勤手当が出るため
勤務先に保険内容を見せるように言われた経験が
ある人もいるでしょう。

さて、今回は勤務先から
補償を見直すように言われた方向けになります。

今回は勤務先から、
「社内規定になっているから搭乗者傷害保険も付帯するように」
と言われた方向けになります。

人身傷害保険だけでも、運転者自身の怪我や
死亡時あるいは後遺障害を負った際も補償されるので、
あえて外している契約者も多い保険です。

結論から言えば何かと物入りな事故の際には役立つので
搭乗者傷害保険を掛けておくことをお勧めします。

ただ、保険料を少しでも抑えたいという人には
余計な保険ですので本来は削ってもOK

その際は、勤務先に今の任意保険の補償内容を
伝えてみて下さい。

本当に搭乗者傷害保険がないと通勤ダメなの?

勤務先に保険証券や契約内容を提出すると
会社の規定にもよりますが

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 搭乗者傷害保険:500万円以上

といった規定を設けている会社があります。

ただ、人身傷害保険を5000万円掛けていて
搭乗者傷害保険は無しにしている
という方も珍しくはありません。

人身傷害保険で十分保険を掛けている人は
搭乗者傷害保険をセットしなくてもよいはずですね。

会社の規定?それ古くない?

ルール

現在の自動車保険では
搭乗者傷害保険よりも人身傷害保険のほうが
補償金額、補償内容ともに手厚くなっています。

収入の少ないお年寄りの場合には
搭乗者傷害保険をあえて掛けるメリットもありますが
会社員なら搭乗者傷害保険はなくてもいいです。

搭乗者傷害保険のメリットがあるとすれば
死亡保険金、後遺障害保険金、医療保険金が
早く定額で支払われる
という点に尽きます。

以前は、怪我の部位によって支払われる保険金が
異なる場合もありましたが、現在は縮小、廃止傾向です。

入院日数が5日や10日以上になったとしても
一律10万円など予め決まった金額が支払われるだけです。

仮に20日間入院をして
治療費に50万円掛かったという場合でも
搭乗者傷害保険で支払われるのは
10万円の医療保険金なら、10万円のみです。

会社の規定が、人身傷害保険がなかったころの
古い規定に基づいていたり

規定を作った人がそもそも保険内容を
よく知らなかったりすると
あまり意味のない保険料を支払うことになります。

人身傷害保険で代替できないか勤務先に聞く

一方で、人身傷害保険なら

  • 死亡時や後遺障害時は将来得られた利益で計算される
  • 怪我の際の治療費は実際に掛かった額が補償される
  • 休業補償もある

と、搭乗者傷害より手厚くなっています。

ただし、金額が確定するまで支払いがないため
保険金の受け取りに時間は掛かるデメリットはあります。

会社側で、人身傷害保険のデメリットを考慮して
搭乗者傷害保険もセットするように
と考えているのであればよいのですが

単に過去の社内規定に従っているのであれば
今の実態に合っていないかもしれません。

「対人・対物無制限にして相手に迷惑が掛からないよう
最低限の補償にしてあるし余計な保険料は払いたくない!
でも通勤手当が認められないかも・・・・」

ということであれば

補償内容の手厚い人身傷害保険だけでも
問題ないか確認したほうがよいです。

保険会社が搭乗者傷害保険を勧めない裏事情

搭乗者傷害保険を勧めず
人身傷害保険のみを勧める損保もあります。

一見すると、保険料も抑えられつつ
搭乗者傷害保険よりも手厚い補償になるので
間違いではなさそうですが

実は搭乗者傷害保険は、保険料以上に
保険金支払いが大きくなるので
できれば掛けてほしくないという裏事情があります。

人身傷害保険だけを掛けていれば
もしもあなたが自動車事故で怪我をして
入院6日掛かり、治療費80万円掛かったとすると

相手の自賠責保険から120万円までは支払われます。

人身傷害保険で補償されるのは、この自賠責保険で
は足りずに、支払って貰えない部分です。

上のケースでは、治療費80万円で済んだため
保険会社としては持ち出しがありません。

もし、あなたが搭乗者傷害保険を掛けていれば
人身傷害保険とは別に、搭乗者傷害保険の
支払い基準を満たしていれば、保険金が支払われます。

搭乗者傷害保険の多くは
入院5日以上で10万円の給付となるため
保険会社としては、あなたに10万円の保険金を
支払わなければいけなくなります。

搭乗者傷害保険も保険料にすれば
大した金額にはなりません。

保険会社からすれば、少ない保険料しか得られず
それでいて事故発生時に、保険金として支払う
可能性が高くなってしまう・・・

できれば、契約してほしくないけど
ハッキリとは伝えられないので

「人身傷害保険でカバーできるから掛けないほうが
保険料を節約できますよ」

と提案するわけです。

もちろん、保険料を抑えられることに
間違いはありません。

  • 保険料を節約したいから搭乗者傷害保険を外そう!
  • 少ない保険料で、まとまったお金を受け取れるのであれば
    搭乗者傷害保険を付帯しておこう!

どちらも契約者であるあなたが決めればいいのです。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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