車に一緒に乗っている友人のケガや死亡補償だけなら対人賠償だけでいい

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対人賠償保険

自動車保険で補償されるものは

  • 他人をケガさせた場合の対人賠償
  • 他人の車やバイク、モノを壊した場合の対物賠償
  • 自分や同乗者がケガをした場合の傷害保険
  • 自分の車が壊れた場合の車両保険

この4つで構成されています。

年1回の更新時期にしか保険のことは
考えたことがないという人のほうが
ほとんどですので

自分の自動車保険では
どんなときに、誰に保険金が支払われるか
把握できていないという人も少なくありません。

しかし、保険の種類を把握していなければ
本当ならば不要な保険料を支払っていると
気がつかないもの。

今回は、保険料見直しの方法の1つとして
搭乗者傷害保険、人身傷害保険の見直しを
テーマに解説します。

対人賠償は自分自身や家族は対象外です

あなたの自動車保険の
対人賠償で保険金が支払われるのは

事故でケガや亡くなられた人です。
ただ、このケガや亡くなられた人には

記名被保険者本人や配偶者、あるいは両親
または子は含まれません。

その理由は、賠償責任が家族には適用
されないから。

あなたが自宅の駐車場から車で
出かけようとしたときに、自分の子供が
駐車場で遊んでいたことに気づかず

ケガをさせてしまったとしても
あなたの自動車保険では、保険金が
支払われることはありません。

一般的には、対人賠償というと
事故でケガをした赤の他人という認識の
人が多いようです。

車に同乗している友人(他人)は対人賠償保険の対象になります。

ですが、実はあなたの車に乗っている
友人も対人賠償保険の対象となります。

あなたが単独事故を起こしてしまい
一緒に乗っていた友人がケガをした場合には

あなた自身のケガの補償は、対人賠償の
対象外となりますが

友人は、記名被保険者(=あなた)から見れば
他人となります。

他人を自動車事故でケガをさせてしまったので
その治療費は対人賠償で補償できるのです。

搭乗者傷害や人身傷害は記名被保険者と家族の補償がメイン

一方で、あなたやあなたの家族のケガの補償は
対人賠償では支払われることがありません。

このため、単独事故でケガをしたのが
友人ではなく、自分の配偶者や両親、あるいは
子供の場合には、治療費は自己負担となります。

ケガの結果、仕事を休むことになっても
休業補償が支払われることもありません。

自分や家族に万が一のことがあったら困る・・・

そういう方のために、搭乗者傷害保険や
人身傷害保険があります。

どちらの保険も、車に乗っている人であれば
誰でも補償されることが特徴で

記名被保険者本人が単独事故でケガをしても
治療費や死亡保険金を受け取ることが出来ます。

搭乗者傷害保険なら
以前は部位症状別の保険金支払だったので

  • 足の骨折なら50万円
  • 腕の骨折なら30万円
  • 打撲なら5万円

など、ケガの種類や頭なのか腕や足なのかで
保険金支払が異なっていました。

現在は多くの保険会社で、
入通院5日以上で10万円支払いなど

日数で一律で支払うように変わっていますが
いずれにしても、乗っていた人全員
対象となります。

また、人身傷害保険を掛けていれば
治療に掛かった費用、通院費(交通費)はもちろん
仕事を休まざるを得なかった期間の休業補償も
受け取ることが出来ます。

搭乗者傷害保険と同様、乗っていた人全員が対象です。

単独事故でもしっかり補償を付けておきたい
人には、人身傷害保険も合わせて掛けておくと
よいと言えます。

自分や家族が生命保険や医療保険を掛けているなら見直してもよい

逆にいえば、生命保険や医療保険を掛けているから
わざわざ自動車保険で、補償を手厚くする必要が
ないと考えるなら、搭乗者傷害保険や人身傷害保険を
バッサリ削ってしまうのもありです。

ケガの補償を全部なくすのは不安という場合には

  • 搭乗者傷害保険を死亡時対象外にする
  • 人身傷害保険を車内限定タイプにする
  • 搭乗者傷害、人身傷害保険の保険金額を最低限にする

といった方法で保険料の見直しをすると良いです。

事故を起こしても、第3者へや
一緒に乗っている友人のケガは今まで通り
対人賠償で補償されます。

1人暮らしで運転するのは、自分1人だけ
たまに助手席に彼女を乗せるくらい
という人で、保険料を見直したいなら

医療保険や生命保険でケガの補償が
十分受けられるのであれば
自分のケガの補償部分を削ってもOKです。

特に、人身傷害保険の保険金額は
よほど収入の高い職業の人でもなければ
最低額の3,000万円もあれば十分です。

自動車事故で受け取れる保険金は
自動車保険だけではありません。

医療保険、生命保険、傷害保険など
受け取れる保険はいくつかあるので
似た補償内容の保険を複数掛けている
なんてこともありえます。

補償を見直せば、無駄な出費を
抑えることができますよ。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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