カーシェアにドコモが参入!?でも任意保険の補償に注意

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自動車保険全般

副業の1つとしてカーシェアリングを
している人もいますね。

民泊の車版といったところで
自分の車を使わない間は
他人に貸して利益を得る。

知名度は低いものの、
マッチングサービスを使って
貸したい人と借りたい人を
スマホで繋ぐことが出来ます。

エニカなどシェアサービスはあったけど知名度は低かった

エニカなどのスマホアプリで
利用できるのですが、今までは
普段使いの車というよりも

めったに乗ることが出来ない
高級車・スポーツカーのオーナーが
1日5,000円~2万円ほどで
貸していることが多く

レンタカーよりも安く借りられました。

車好きが、同じく車を大切に使う人に
貸し出しているといった状況ですね。

とはいえ、民泊が広まったのも
Airbnbが日本ではここ2~3年のことです。

個人間カーシェアと従来型カーシェアの違い

また、カーシェアリングも
これまでは、Timesなどのレンタカーや
駐車場管理の大手企業が

自前の駐車場に、シェア用の車を用意して
利用者に貸し出す形で拡大中でした。

今回、ドコモが参入するとしている
カーシェアリングは個人間での貸し借りを
マッチングするもの。

クラウドソーシングや転職、民泊などの
マッチングアプリと同じモデルで
マージンを取るビジネスです。

カーシェアは今まで以上に一般人が入ってくるかも

ドコモの発表には正直なところ
驚くとともに、今までカーシェアリングに
馴染みのなかった層の人達が
貸し借りをするようになります。

ぶっちゃけ、トラブルが起きやすくなるのが
目に見えています。

ドコモが参入することで今まで以上に一般人が参入可能に

2017年11月から、ドコモが
スマホアプリでカーシェアリングに
参入すると発表しています。

ドコモがバックにつくという安心感から
貸し手になる人も増えていくでしょう。

また、借りる人も
ドコモの公式アプリだからと

今までのカーシェアリングの
マッチングアプリより利用者が
増えることも予想されます。

借りる側貸す側どちらも注意が必要

カーシェアリングを使って
自分の車を空いた時間でお金を生む
自動販売機のように使う人も出てくるでしょう。

また、車を持っていない人が
たまの休みに車を運転するために
レンタカーよりも安いからと
カーシェアリングを選びやすくなる

そのこと自体は問題ないです。

レンタカーも、小型車や軽自動車でも
連休などでは1日借りれば8千円ほどします。

さらに、レンタカーの保険をフルセットで
掛ければ1万円超えることもあります。

それをレンタカーよりも安く
それでいて、レンタカーでは借りられない
車種もあるなら、利用者も増えるでしょう。

問題は、カーシェアリングでは
あなたの任意保険は適用されないことです。

貸した人の任意保険では補償されないかも

個人向けの自動車保険では
営利目的での自動車の利用を
想定していません。

ですので、カーシェアリングで
他人に貸し出している間は、
あなたの任意保険では事故の補償は
一切されない可能性が高いです。

有償で人や貨物を運送するのは補償対象外

有償で人や貨物を運送すると
補償しないと保険の約款にも記載されています。

もっとも、想定されているのが
タクシーや宅配便のようなビジネスであり

新しく出てきたカーシェアリングには
約款のほうが追いついていないため
他人が借りているので、運送していない
と言えないこともありません。

ただし、ドコモが参入することで
知名度が高くなれば、きちんと約款でも
記載されるようになるでしょう。

現時点では、保険会社の解釈次第です。

現時点では車両保険でいくらまで補償されるか不明

カーシェアリングサービスで心配なのは
貸した車がもし事故に遭ったら
きちんと補償されるのかという点ですね。

現時点では、ドコモのカーシェアリングの
詳しい内容は発表されていませんので
競合のAnyca(エニカ)の補償内容を見ると

東京海上日動の1日自動車保険
車両補償プランを契約した人が
利用できると明記されています。

東京海上日動の1日自動車保険では
車両保険は300万円までの補償
となっています。

一般的な車であれば、大して問題に
なりませんが、新車や300万円を超える
車を貸すのはちょっと怖いですね。

盗難や当て逃げは対象外

意外と見落としがちなのですけれど
他車運転特約や1日保険で補償されるのは
運転中に起きた事故のみです。

駐車場に駐めていて盗難に遭ったり
当て逃げに遭っても
借りた人の保険では補償されません。

では、貸した側の保険で補償されるのか?
というと、先程も書いたとおりで
貸した人の任意保険で補償してくれるかは
保険会社次第です。

カーシェアリング中は有償で
人を運送しているとも取れるため
補償されない可能性があります。

借りる際には人身傷害保険が含まれていません

また、借り手自身の怪我も
最低限の補償と考えたほうがよいです。

1日自動車保険には
人身傷害保険は用意されていません。

事故で運転をしていた人や同乗していた
家族が怪我をして、入通院をしても
10万円の一時金しか支払われません。

1ヶ月の入院で、治療費が50万円掛かっても
カーシェアリングで掛けた保険からは
10万円しか支払われません。

相手がいる事故なら、相手の自賠責や
対人賠償保険で支払ってもらえますが
単独事故の際には注意が必要です。

借りる側は人身傷害保険と車両保険を付けておこう

個人間のカーシェアリングは
正直な所、始まったばかりで法律や保険が
追いついていないのが実情です。

もっとも、レンタカー屋さんでは
お目に掛かれない車を、借りることが出来たり
手持ちの車を使った副業に活用できるので

伸びていって欲しいサービスではあります。

ですが、カーシェアリングで用意している
あるいは加入を義務付けている保険では
補償が十分とは言えません。

  • 車両保険の限定タイプ(エコノミー)
  • 人身傷害保険

カーシェアリングで車を借りる人は
この2つは自分の任意保険に
掛けておくとよいでしょう。

自分の任意保険に車両保険を掛けていれば
借りた車の時価額まで補償出来ます。

1日保険では上限300万円でしたが
自分の任意保険の車両保険を使えば

借りた自動車の時価額が
500万円でも800万円でも
補償してくれます。

[aside type=”warning”]注意!
あまりにも高い車はNGで
車両料率クラス9や1000万円超は
補償されないケースもあります。[/aside]

車両保険をセットすると
保険料は高くなりますが

他車運転特約は
他人の車を臨時で借りて運転中に
起きた事故を補償するものです。

車両保険の一般タイプをセットしても
盗難や当て逃げは補償されません。

限定タイプを掛けておけば
万一、事故で全損になっても
時価額までは補償できるので安心ですよ。

逆に、貸す人からすれば
300万円を超える車なら

任意保険加入済みで
車両保険をセットしている

この2つを条件にすれば
保険でも修理費が足りず大損害
ということにはなりにくいです。

また、借りる人は人身傷害保険を
自分の任意保険でセットしているか
チェックしてください。

人身傷害保険があれば
他人の車を運転・搭乗中や
歩行中の自動車に関する事故で
怪我や死亡したときにも補償されます。

1日保険よりも手厚い補償となります。

ただし、契約している車に限定する
搭乗中のみ補償タイプでは
レンタカーやカーシェアでは
補償できません。

今の契約の人身傷害保険が
一般タイプや車内外補償タイプ
になっているかチェックしてみてください。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

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