同棲相手の車で事故を起こしても他車運転特約は使えません

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他車運転特約

今までは1人暮らしだったけど
彼氏・彼女と同棲を始めた

結婚を予定しているけれど
まだ入籍はしていないという場合

自動車保険の契約を見直さないと
事故の際に保険金がおりないことが
あるって知っていましたか?

他車運転特約は当てにしないことがベスト

他車運転特約はほとんどの自動車保険に
自動で付けられている特約です。

ただし、補償を受けられる条件は
以下の通りです

  • 他人の車を臨時で借りたとき
  • 仕事で使う場合は除く
  • 運転中以外は補償対象外
  • 自家用8車種のみ

ただ、保険会社によって
補償されるか解釈が異なりますので
今の契約を合わせて確認してください。

管理人が働いていたときの認識としては
他車運転特約は、当てにしないことでした。

他車運転特約は自動付帯されているものの
事故が起きた時に、保険が効くのか
効かないのか保険会社と揉めることが
起きやすい特約です。

他車運転特約では同棲相手の車は補償対象外

他車運転特約の条件を見ると
”他人の車””臨時”で借りるときとあります。

ですのでたとえ結婚予定の方でも、
入籍していなければ他人となります。

彼氏の車を、同棲相手の彼女が運転をして
事故を起こしてしまった場合では

彼氏の保険契約が、

  • 本人限定
  • 本人配偶者限定
  • 家族限定

では補償できません。

彼氏の保険が補償外の場合でも
別々に暮らしている人なら
彼女が任意保険に入っていれば
他車運転特約で補償されます。

万が一、彼女が任意保険に未加入でも
”未婚”であれば、彼女の両親の任意保険で
補償することも可能です。
[aside type=”normal”]補足:
自動車保険の未婚というのは
婚姻歴がない人です。

バツが付いている人は、1回は
結婚しているため、現時点で独身でも
未婚にはなりません。
[/aside]

同棲中は常時借りられる状態のため対象外

それでは、同棲相手の車を借りて事故を
起こしても、他車運転特約を使えないのか

それは、同棲相手の車は
臨時で借りるとはみなされないためです。

管理人も実は同棲経験があるのですが

運転せずに助手席などに乗っていると
車に乗って5分掛からず酔うほど
ひどい車酔い体質だったので
もっぱら私が運転を担当していました。

そのため、同棲してからは
彼女の保険を誰でも乗れる契約に
変更してもらいました。

車の鍵も、玄関先に置かれていたので
いつでも車を借りて運転できる状態
でしたし、”臨時”で借りたとは
言えなかったのです。

1日保険ではコストパフォーマンスが悪い

コンビニ

普段は車の持ち主が運転をして
年に数回くらい同棲相手の車を運転する
ということでしたらコンビニからでも
契約できる1日保険でもよいです。

しかし、1日保険は
一番安いものでも500円から。

車両保険を付けたプランもありますが
保険料は1,500円以上になるうえ

  • 補償開始日は申込日の最短7日後
  • 車両保険の補償金額は300万円が限度
  • 人身傷害保険なし

と、任意保険よりも
コストパフォーマンスは悪いです。

1日保険はあくまで、別々に住んでいる
友達と、運転を交代してドライブする際など

友人の保険を使わないために
掛けておくといったことが主な役割です。

内縁関係は契約に反映すべきではない

夫婦

単純に同棲しているのではなく
内縁関係の場合には、運転者限定も
「本人・配偶者限定」で補償できます。

そうすれば、運転者限定が
「限定なし」よりも年間保険料は
1000~5000円くらいは節約できます。

ただし、世間はともかく
自動車保険という契約の場では
法律上、曖昧な関係を元に
補償内容を決めるのは勧められません。

実は内縁か単純な同居なのかは
保険会社でも見解が分かれるところ。

  • 夫婦同様の生活をしている
  • 双方に法律上の配偶者がいない
  • 住民票の住所が同じ
  • 同居期間が少なくとも1年以上
  • 公共料金やスマホの明細がお互い同じ住所に届く
  • お互いに婚姻の意思がある

といった条件を満たしていれば
認められる可能性はあります。

ただし、単身赴任なで
片方が別住所に引越をしたとなれば
内縁とはみなせなくなります。

万が一、認められなかった場合に
保険が使えないということもありますので
運転者限定も「限定なし」にしておけば
何かあったときも今の契約で補償されます。

同棲中の任意保険は運転者限定「限定なし」がベスト

結局、同棲中にちゃんと補償が効くように
するには、車を持っている人が
運転者限定特約を、他人も運転できるよう
限定なしにすることがベストです。

入籍していなければ、あくまで他人です。
保険契約の変更で保険料が上がってしまう
ということでしたら、差額分だけ
支払ってもらってもらうのもアリですね。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
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と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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