セカンドカー割引は他社でも申し込めます

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セカンドカー

同居している家族が2台目以降の車を
購入あるいは譲ってもらった場合などは
セカンドカー割引を受けられます。

任意保険を新規で引き受けた場合には
6等級からのスタートとなりますが
条件を満たせば、セカンドカー割引となり
7等級で契約できます。

ですが、意外と1台目と2台目以降の契約が
同じ保険会社でなくても良いというのは
知られていません。

契約を見たら本来ならセカンドカー割引に
なるはずだったというケースもあります。

後からでも、保険会社に連絡すれば
事実確認を取った上で保険料を修正して
くれることもあるので、ぜひ参考に
してみてください。

セカンドカー割引を受けられる条件

セカンドカーというのは、2台目に
限った話ではなく、3台目,4台目と
増える場合でも適用されます。

そして、以下の条件を満たしていれば
保険会社が異なっていても
セカンドカー割引を受けられます。

1台目の等級が11等級以上になること

2台目以降の保険始期日時点で
1台目の契約が11等級以上であること
これが最初の条件です。

1台目の契約が今11等級以上あるから
申込可能というわけではありません。

例えば、1台目の車が13等級で
保険期間は2017年1月1日~2018年1月1日

このような条件で、2017年8月に
3等級ダウン事故で保険を使ったとします。

更新後には、10等級(事故有係数3年)と
なってしまうのでセカンドカーの条件を
満たすことができません。

1台目の保険満期日、このケースでは
2018年1月1日までに、2台目が納車されて
保険始期日が間に合うのであれば

セカンドカー割引として契約できますが
ディーラーやメーカーの納車遅れで
車検証が1台目の保険満期日までに

用意出来ない場合には残念ながら
6等級での契約となります。

日産の例を見ても、納車遅れは意外にも
起きやすく、中には半年遅れた例も
あります。

1台目の満期が近く、契約期間中に
保険を使っている場合は、セカンドカーで
契約できるか注意が必要です。

記名被保険者は配偶者+同居親族まで

セカンドカー割引を受けられるのは
1台目と2台目の記名被保険者が

1台目と同一人物または配偶者か
あるいは、本人または配偶者との
同居親族までとなります。

あまり知られていませんが、
本人と配偶者は別居でもOK

1台目の記名被が単身赴任をしていて
自宅に夫婦どちらかが残り、同居子が
就職で車を購入するというケースでも

セカンドカー割引を受けることができます。

1台目の記名被保険者と2台目の車両所有者の関係

2台目以降の車両所有者は
1台目の記名被保険者本人か配偶者
または夫婦どちらかの同居親族

になっていることが条件になります。

注意したいのは、1台目の車検証上の
車両所有者が法人になっている場合です。

自分が代表をしている法人でも
保険会社所定の書類にサインすれば
車両入替なら問題ないケースが多いのですが

セカンドカーでは
1台目は必ず所有者は個人でないと
認めてくれません。

自営業をしている方は要注意ですよ

  • 1台目の所有者は記名被本人の個人名
    (クルマAとします)
  • 2台目を新たに購入したときも
    車検証上では本人経営の法人
    (クルマBとします)

この場合には、車両入替は可能ですが
入替後のセカンドカー割引の条件では

11等級以上となるクルマBは
所有者が法人なのでセカンドカー対象外
となってしまうんです。

クルマAと入替をせず、クルマBを
セカンドカー割引対象にすることは、
損保によって認めてくれます。

過去13ヶ月間の加入歴がないこと

セカンドカー割引の対象となるクルマは

  1. 新たに購入、譲り受けたクルマ
  2. 上記と車両入替で押し出されたクルマ

この2パターンになります。

途中で任意保険を解約したり、満期切れの
タイミングで切り替えることはできません。

例えば、クルマBが事故で次回は
3等級になり保険が高くなりそうだから
一旦解約をして7等級のセカンドカーに
しなおすことは不可能です。

実際にやると、保険会社同士の
情報交換でバレて、後から追加保険料を
請求されますので止めましょう。

そういったズルをさせないために

記名被保険者または配偶者
それぞれの同居親族までで

2台目の保険開始日13ヶ月以内に
途中解約や満期漏れがないことが
セカンドカー割引の条件になっています。

新規申込の引受条件を満たしていること

セカンドカー割引の対象になる
クルマは新規の引受基準で判断されます。

  • 1ナンバーで最大積載量が0.5トン超
  • 3ナンバーを4ナンバーに改造した車

これら車両入替なら認めてくれた車両を
ノーマル車と再び車両入替を行い、

押し出された改造車をセカンドカーで
申し込もうとすると

新規契約での引受条件を満たさず、
保険自体が断られてしまいます。

並行輸入車などで型式不明な車や
用途車種を変更している車で
契約していなかったか

お手元の車検証や保険証券を
チェックしてみてください。

他社でセカンドカー割引を受けるメリット

一般的には、1台目と2台目以降で
保険会社を変える人は少ないでしょう。

ですが、2台目の購入先で
販売員から別の保険会社を勧められて
加入するというケースもありますよね。

別損保で契約時に、1台目が11等級以上の
保険が他社にあることを伝えれば
セカンドカー割引をしてくれます。

損保を纏めたほうが保険を管理するのは
ラクはラクなんですけれど

2台目を他社でセカンドカーとして
契約後、更新時に1台目の損保に
乗換えるほうが得になるんです。

自動車保険もスマホのように
損保を乗換たほうが、継続するよりも
新規割引の値幅分だけオトクなんです。

例えば、ソニーの例では
他社からの乗換を含む新規契約では
10,000円割引です。

しかし、継続契約者については
引き続きネットで継続した場合
5,000円割引となります。

1年目より、2年目のほうが割引額
減っていますね。。。

販売店との付き合いで契約するのでしたら
1年だけと割り切り、2年目からは
1台目と同じ保険会社に乗換えることで

2台目の契約で

  • 1年目はセカンドカー割引+新規割引
  • 2年目は他社からの新規割引

と、連続で保険料を節約することもできます。

セカンドカー割引漏れは契約中の損保に連絡を

なお、車の販売員さんはあくまで
車販売のプロであって、任意保険の
プロではありません。

そのため、本当ならセカンドカーになるのに
見落とされてしまうこともあるんです。

1台目をA損保で契約していて
2台目をB損保で契約している場合で

A損保の契約者・記名被保険者と
B損保の契約者・記名被保険者が
異なっていれば

いくら等級情報のやり取りを
保険会社間で行うといっても
気づいてもらえなくなります。

6等級と7等級では
保険料に大きな開きがありますので
契約を見返してみて

もしかしたら・・・
と思ったら契約している損保に
連絡してみるといいですね。

通常は遡って保険料を
返してくれることはありませんが
セカンドカーの割引漏れは

契約時の確認ミスにもなるため
連絡すると、保険料を遡って計算して
返金してくれることがありますよ。

今の保険料より平均30,035円安くなるかも!?

同じ補償内容でも、自動車保険の保険料は、保険会社によって異なります。
保険料が高いと感じている契約者さんの多くは
ディーラーとの付き合いや会社の団体保険で任せていたなど
保険会社を比較せずに契約している方がほとんど。

同じ補償で保険料を抑えるなら、保険会社を比べることが重要です。
まずは無料の自動車保険一括見積もりサービス
を利用するのがおすすめです。

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最大20社の損保から、5分程度で見積を取れます。
見積結果は会社ごとに寄りますが

  • すぐに画面上で結果が出る会社
  • メールでお知らせしてくれる会社
  • ハガキでお知らせしてくれる会社
  • 見積もり金額以外にも詳しい情報を封筒に入れて郵送してくれる会社

と差はあるものの

今の保険契約の証券と車検証の内容がわかれば
簡単に調べられます。

保険証券が手元にない場合でも大丈夫です。

継続の見積書が届いていれば
今年と同じ条件での継続内容が書かれていますので
その内容を参考にできます。

証券を発行しないタイプで契約していて
継続の見積書も、簡単な内容しか書かれていない
という場合でも問題ありません。

証券の内容で重要なのは下の3つ

  1. ノンフリート等級
  2. 事故有係数適用期間
  3. 直前1年間での等級ダウン事故の回数

車検証で見積に必要なのは下の3つ

  1. 車の型式
  2. 初年度登録
  3. 陸運支局

これさえわかっていれば、保険料の見積を取れますよ。



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見積を取ってみて、今の保険会社で継続契約するか
他の保険会社に乗り換えるか決めるのがおすすめです。

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